ベトナムコーヒーといえば、たっぷりの練乳と濃いめのコーヒーが二層になった飲み物。かなり甘いんだけど、これがホットでもアイスでもおいしいんだな〜。
ところが先日「ベトナム風エッグコーヒー」とやらのレシピを発見。エッグ、つまり卵コーヒー。さすがに、その組み合わせはどうなの……? と思いつつ作ってみました。さてはて、そのお味は!?
【作ってみるよ〜主な材料は3つ】
用意するものは卵とコーヒーと練乳の3つだけ。思い立ったらすぐ作れます。もしあればバニラエッセンスも入れると風味が出ますが、なくても問題ありません。
まずは卵ソースから。卵は黄身だけを使います。卵黄+コンデンスミルク、あればここでバニラエッセンスを足して、ふんわりもったりするまで泡立てます。卵黄が明るい黄色になって、ふわふわもこもこしたらストップ!
【コーヒーは普通のドリップコーヒーでOK】
コーヒーとカップも準備しましょう。見た目にもきれいな二層を楽しめるので、耐熱のガラスカップがおすすめ。あらかじめ、熱湯をはった器などに入れて温めておきます。
続いてコーヒー。ベトナムコーヒーの場合、コンデンスミルクを入れたカップの上に小さなドリッパーをセットして、コーヒーが落ち切るのを待つ形式が一般的ですが。
このエッグコーヒーはコーヒーが下、卵が上という二層になるので、専用ドリッパーは必要ありません。普通のドリップコーヒーでも、なんならインスタントコーヒーでもOKです。少し濃いめに淹れてくださいね。
【簡単キレイに二層にできて、しかもオイシイ!】
いよいよ、コーヒーと卵をドッキングさせますよ〜! 温めたカップに、まずはコーヒーを半分くらい注ぎます。そしてその上から、泡立てた卵液を静かに流し込んでいくと……おお、フワフワだからコーヒーと混ざらない!
難しいコツも何もいらず、きれいな二層に仕上がりました。コンデンスミルク+コーヒーだと失敗することもありますが、これは簡単。
しかし見た目はウツクシクできましたが、味の方はどうかしら……。おそるおそる飲んでみると、何コレウマッッ!
いやあもう、びっくり。すんごいおいしいんですよ。卵黄とコンデンスミルクの濃厚ソースは、まるでカスタードクリーム。しっかりと泡立ててあるので、なめらかな舌触りです。甘いですが、ベースのコーヒーの濃さがあるのでしつこくありません。これ、ラム酒を少し垂らしてもおいしいかもしんない。
意外な組み合わせでしたが、予想外にハイクオリティなデザートコーヒーに仕上がって、かなり驚きました。本当に簡単なので、おやすみの日の午後にでも、のんびり作って飲んでみてください。詳しい分量やレシピは、参照元の動画でご確認くださいね。ほっこり温かくて疲れがとろけていくような、あま〜い一杯ですよ♪
参照元: YouTube(MokaBees)
撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch