「1杯目のワインは食事の友、2杯目は愛の友、そして3杯目は破壊の友」
ブラジルにはワインについてこのような言い回しがあるんだそうですが、それが本当なのかどうかを確かめてみたい! と思い立ったのはサンパウロのフォトグラファー・Marcos Alberti さん。友人たちに協力してもらい、「ワインの量と表情の変化」について調査してみました。
この「ワイン・プロジェクト」は、友人ひとりずつに対しワインを飲む前、1杯目後、2杯目後、3杯目後の計4枚を撮影してあります。すると、やっぱり興味深い結果に。何人かを詳しく見てみます。
【酔っ払うと楽しくなっちゃう美女】
きりっとした顔立ちの「いい女」な女性。飲む前の表情は、しっかりしてそうで頼れる姉御肌の印象を受けますが、ワイン1杯目で早くも変化が。
せっかくの整ったお顔で「変顔」を披露! すでに酔っておりますね。2杯目後では、笑いが止まらなくなり、3杯目では爆笑状態。この女性は酔っ払うと楽しくなっちゃうタイプでした。記者個人としては一番理想的です。
【全く表情が変わらない男性】
爽やかな短髪の男性はどうでしょうか。その結果、1杯目後、2杯目後、3杯目後が飲む前の精悍な顔つきと全く変わらない結果に!
3杯目はやや頬に赤みが確認できますが、3杯くらいじゃ正気を失わない非常にお酒に強い男性だということが判明。
【3杯目でちょっと具合悪そう?】
グレーのニット帽を深くかぶった男性は、1杯目はほろ酔い、2杯目で陽気になり3杯目はちょっと具合が悪そう。
このように写真を並べてみると、この男性はワイン1杯か2杯で止めておいたほうがよさそうですね。
【ヘアスタイルを変え出す女性陣】
全体的に、Alberti さんの友人には2杯目に陽気になってしまう人が多かったみたい。
また女性陣に関して面白いのが、みなさん酔っ払うと髪をほどいたり、逆に結んだりとヘアスタイルをチェンジする方が多かったのだ。髪の毛の分け目を逆にしている女性もいらっしゃいました。
【自分に似ているタイプはいるかな?】
Albertiさんのホームページにはこのほかにもたくさんの友人たちのビフォーアフター写真を公開しています。「この人は2杯目でからむな」「自分に似ているのはこの人」と、見ているだけでお酒が飲みたくなる楽しさです!
参照元:WINE PROJECT
執筆=黒猫葵 (c)Pouch