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伊藤若冲の名画がチョコレートになっちゃった!? 「クリームチーズ×小豆」など斬新なフレーバーで若冲の世界観を表現してるんだって

2016年10月1日

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現在、箱根・小涌谷の岡田美術館で開催されている「若冲と蕪村 江戸時代の画家たち」展。伊藤若冲と与謝蕪村の生誕300 年を記念した展覧会で、近年の若冲人気もあって好調のようです。

さて、この展覧会の目玉のひとつが若冲の「孔雀鳳凰図」です。この作品、80年以上もの間行方不明になっていて、今年の1月に再発見されたばかりというもの。若冲の絵師キャリア初期の作品とされるもので、彼ならではの大胆な配色やきめ細やかな筆致などが見ものです。

その「孔雀鳳凰図」が……なんとボンボンショコラになっちゃったーーー!!

「若冲孔雀鳳凰図チョコレート」を手がけたのは、岡田美術館専属ショコラティエの三浦直樹さん。10月1日よりミュージアムショップで発売となります。

【江戸時代の天才画家・伊藤若冲】

さて、伊藤若冲は江戸時代に活躍した孤高の天才画家。京都の商家の跡継ぎながら絵を描き続け、それまでの日本画壇になかった斬新な技法をつぎつぎに生み出していった異色の存在です。そんな若冲の世界観をチョコレートで表現する……いったいどんな逸品ができたのでしょうか?

【どんなチョコレートが完成した?】

チョコレートはぜんぶで5種類。それぞれの表面には「孔雀鳳凰図」の絵柄の一部分があしらわれています。そして、その中にあるのが、「斬新」なフレーバー。「ミックスベリー✕ピスタチオ」「ビンテージバルサミコ✕イチジク」「ココナッツ✕パッションフルーツ」「白トリュフ✕栗」「クリームチーズ✕小豆」と、あまり見かけないような組合せの5種類です。新しい発想で優れた作品を生み出し続けた若冲の生き方と重なりますね。

ここで「Okada Museum Chocolate」マスターシェフの三浦直樹さんに触れておくと、美術館の専属ショコラティエというだけではなく、「ブルガリ イル・チョコラート」のマスターショコラティエやドラマ『失恋ショコラティエ』で監修を務めたことでも知られている方なんです。

【買えるのは岡田美術館内のショップのみ】

まさに江戸時代の天才アーティストと現代の天才パティシエとのコラボレーションともいえる優美なボンボンショコラ。販売はミュージアムショップ内でのみなところもまたプレミア感が高いですね。

旅行の秋でもありますし、箱根観光に出かけがてら岡田美術館にもぜひ足を運んでみては? 「若冲孔雀鳳凰図チョコレート」は5個入り2600円(税込)です。

参照元:岡田美術館
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼「若冲と蕪村 江戸時代の画家たち」展は12月18日まで!

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