放送中のドラマ『東京タラレバ娘』然り、ここ最近、働くアラサー女性をフィーチャーしたドラマや漫画が増えているように思います。
アラサーともなると仕事に自信が出てくると同時に、将来に迷いを感じ始める時期。
結婚を意識し始めるのもちょうどこのころで、なんだかんだと悩み多きお年頃。 “女子” から “大人の女性” へと考え方がシフトしていくタイミングでもありますし、仕事に恋にと奮闘するアラサー世代はたしかに、ドラマの主人公には打ってつけかもしれません。
【結婚したいと思える相手に出会ったことがありますか?】
資生堂「マキアージュ」が25~34歳の働く女性500名を対象に行った調査「アラサー女性の今」には、リアルな生の声がたっくさん! なかでも注目は恋愛に関する調査結果で、「これまでに結婚したいと思った人数は?」という質問に対し既婚女性は平均1.7人、未婚女性は平均1.0人と答えていたことが判明したのですっ。
これはつまり、多くの女性が「結婚したい!」と思える相手に人生で1度は出会っていることを意味します。
人生を共に歩みたいと思える相手と巡り合えただけで奇跡。結婚に至らずとも、出会えただけで儲けものだとわたしは思うのですが、さてあなたはどう思うでしょうか。そりゃ永遠の愛を誓えたらサイコーだけれど……タイミングもありますからねぇ。
【20代~30代は女性としての魅力が変化する時期!?】
もう1つ気になったのが、「20代前半の頃と今の自分では、『女性として魅力的な部分』に違いがあると思う?」という質問に対する答え。「ある」と答えたのは64%で、具体的にどう変わったのか尋ねてみたところ、興味深い意見を聞くことができました。
「昔は若さを武器にしていたが、今は知識や経験が魅力になっていると思う」(34歳)
「時間やお金による ”オトナの余裕” が出てきた気がする」(32歳)
「前までは自分のことばかり考えていたけれど、今は相手のことも思いやり、気遣えるようになった」(27歳)
「社会に出たことで、人として成長したと思う。相手を甘えさせてあげる余裕もできた」(28歳)
【「落ち着き」「余裕」は20代前半ではなかなか身につかない】
仕事に恋愛にとたくさんの経験を積むなかで、いいこともあったし、それなりに痛い目も見てきた。だからこそ、相手に対して寛大になれるし優しくもなれる。ジタバタしているうちにようやく身についてきた「落ち着き」や「余裕」は、アラサー女性にとって強~い武器だと思うのです。
「可愛い」だけでは許してもらえなくなってきた年齢だからこそ、培ってきた経験がものをいう。
20代で愛嬌を覚え度胸を鍛えて、30代で落ち着きと余裕を身につければ、40代になる頃にはどんな逆境にも立ち向かえる最強のイイ女になれそう! 肩の力を抜いて、無理せず1歩ずつでもいいから、自分が思い描く理想の女性像へと近づいていきたいものですね♪
参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ / 画像=Pouch (c)Pouch