【年末年始のオススメ映画】
映画ライター斎藤香が、年末年始にオススメの映画をタイプ別に紹介します。いずれもAmazonビデオでも視聴OKの作品です。
映画はお洒落の教科書。映画からファッションの流行が生まれることもあるくらいですからね。というわけで、素敵ファッションの映画を選んでみました。
(1)コーディネートがお洒落! 働く女子の気持ちをアップさせる
『マイ・インターン』
ジュールズはファッションサイトの社長ゆえにお洋服が素敵。ハイエンドながらコーディネートはマネできそうなレベルというところが嬉しい。メンズライクなパンツスーツもあればエレガントなワンピース、可愛いセーターとフレアスカートなど多彩なアイテムの組み合わせを見せてくれます。衣裳と小物はヴィクトリアベッカム、サンローラン、セリーヌなど様々なブランドからチョイスしているそうですよ。
(監督:ナンシー・マイヤーズ 出演:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソほか)
参考リンク:Amazonビデオ、Pouch 作品レビュー
(2)反面教師的なファッション映画。撮影に使われたパリスヒルトンの自宅にも注目!
『ブリングリング』
彼女たち(男子ひとり)は、毎日セレブファッションを穴もあくほどチェックしているせいか、それなりにセンスが磨かれているよう。お洒落の道はマネすることから始まるというのがわかります。それでも盗んだ服じゃダメですし、まだ背伸び感がハンパありませんけどね。反面教師的なファッション映画とも言えるでしょう。パリス・ヒルトンが実際に自分の自宅を撮影に開放しているところも注目ポイント。笑っちゃうほどスゴイ家です。
(監督:ソフィア・コッポラ 出演:エマ・ワトソン、ケイティ・チャン、タイッサ・ファーミガ、イズラエル・ブルサードほか)
参考リンク:Amazonビデオ、Pouch 作品レビュー
(3)ロマンチックでおしゃれ。色あせない魅力をふりまくファッショニスタ
『パリの恋人』
今見ても色あせないヘプバーン。時代を超越したファッショニスタと言えるでしょう。この映画からサブリナパンツは始まりましたし、雑誌撮影シーンでのファッションの数々はため息ものです。カジュアルスタイルからフォーマルなドレス、そしてウェディングドレスも披露し、すべてを美しく着こなすヘプバーンが素敵過ぎる!
読者のみんなのおばあちゃん世代から女子の憧れ女優。お洒落なだけでなく彼女の場合、女優としての力量も本物で『ローマの休日』ではアカデミー賞主演女優賞を受賞。ほか『シャレード』『泥棒成金』などもお洒落な傑作映画ですよ。
(監督:スタンリー・ドーネン 出演:フレッド・アステア、オードリー・ヘプバーン、ケイ・トンプソン、ミシェル・オークレール、スージー・パーカーほか)
参考リンク:Amazonビデオ
映画を楽しみながらファッションチェックができるオシャレ映画3作品。フォーマル、キャリア、カジュアルなど様々なファッションが登場しますし、映画も良作ばかりです。参考にしつつ自分流に工夫してみてくださいね。
執筆=斎藤香 (c) Pouch
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