日本酒をこよなく愛するクリエイターユニット「酒楽。」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」に興味深いプロジェクトを立ち上げました。
その名も「12人の女性蔵元・杜氏 がこんな男性に飲ませたい『男の辛口酒』男ころし酒」。参加しているのは、東は埼玉から西は出雲まで、12の女性蔵元や女性杜氏のみなさんです。
女性蔵元や女性杜氏が日本酒を製造している蔵元は、日本全国に45あるかないかと言われているそう。そういった意味でも貴重ですが、さらに面白いのはプロジェクトに登場している日本酒がすべて飲ませたい男性像をイメージして造られているという点なんです。
【カラフルなラベルがシャレてるう☆】
12人の女性蔵元と女性杜氏が手がけた12本の日本酒のラベルには、すべて子孫繁栄や事業拡大など、縁起の良い文様として扱われている「市松模様」が用いられています。
和と洋がモダンに交じり合ったラベルのカラーはそれぞれ異なり、表には、「No1」から「No12」の番号が記載されています。
ボトルをくるっと裏返すと、商品ごとにタイプの違う男性のイラストが描かれています。12人もいて目移りしそう♪ 自分のタイプに合うイラストをついつい探してしまうのは、わたしだけではないはず……!
【「飲ませたい男性像」の設定が細かい(笑)】
たとえば、ハットと蝶ネクタイでキメたダンディーなおじさまが描かれている「No2」は、「徹底的に守ってくれる安心感。強くたくましいが、おちゃめなとこがあるギャップ感」のある男性に飲ませたい日本酒。
そして、メガネをかけた知的な雰囲気の男性が描かれた「No6」は、「穏やかなほほえみをたたえ、一見知性と品を感じさせる。内面の貧欲、一直線、柔軟さと遊び心を忘れない」男性に飲ませたくなる日本酒。
こんな具合に日本酒を飲ませたいと思う男性像が12本分しっかりとあって、読んでいただければわかるとおり、設定が細かいんですよ。
「安心感があってたくましいけれどお茶目なところもある男性に飲ませたい “日本酒” 」って、一体どんな味わいがするのでしょう……う~ん、妄想が捗りますねぇ!
【個性と個性のぶつかり合い!】
イメージする男性像がバラバラなところからも読み取れるとおり、造りての感性はさまざま。さらに酒造りの土地もバラバラなので、米や水といった材料も違えば、気温も違って、12人の個性が際立つであろうことは明白です。
全部一気に並べて、あれもこれもと試してみたくなる、こちらのプロジェクト。
申し込んだ時点で売買契約が成立する支援コースは5500円(720ml / 1本 *以下すべて税込み)から。400年の歴史を誇る有松鳴海絞の手ぬぐいやストールが付いてくるコースもあるので、プレゼントにも最適なのではないかと思います。気になった方はさっそくチェックしてみてくださいね!
参照元:Makuake
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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