2011年3月11日に起きた未曾有の災害・東日本大震災から、まもなく8年が経ちます。
当時の現場で木材などの撤去作業を行っていたのが、警視庁警備部災害対策課。
作業中にトゲが刺さったときに利用していた対処法を、ツイッターで紹介しています。
【5円玉の穴を患部に押し当ててみて】
使うのは、5円玉。
「5円玉の穴を患部に強く押し当て、トゲを浮き出しトゲ抜きで抜くだけです。指先など柔らかい部分には有効です。ぜひ、試してみてください」
とつぶやいておりました。なお、自分でやるよりは誰かにやってもらったほうが “やり易い” ということでした。
【私もやったことがあります!】
実はわたしも以前から何度かこの方法を実践したこともあるのですが、たしかにトゲを抜きやすいです。
最近はトゲが刺さることがあまりないので、うろ覚えではありますが、ハンドクリームなどで患部周辺を柔らかくしてからのほうが、取りやすかったように記憶しています。
トゲ抜きがなければ、毛抜きやピンセットでも応用できると思うので、いざというときに試してみてはいかがでしょうか。
【毛抜きやピンセットがないときは?】
またつぶやきに寄せられたコメントの中には、
「トゲ抜きが無い場合は、重ねた1円玉2枚の隙間をトゲに直角に当て、押し込んでから、2枚の1円玉を強く摘んで引っ張ると抜けますよ」
「トゲ抜きがないときは1円玉や500円玉でもはさめます」
という興味深い意見もありました。
トゲ抜きどころか、毛抜きもピンセットもないといった状況下に置かれる可能性は十分にあります。そういったときでも1円玉ならなんとか手に入りそうなので、覚えておくといいかもしれませんね!
参照元:Twitter @MPD_bousai
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼これ、人によっては結構おなじみの対策法なんじゃないでしょうか
東日本大震災などの災害現場で木材等の撤去作業時にトゲが刺さったことがあります。そんな時に、トゲを抜く方法として五円玉などを利用しました。五円玉の穴を患部に強く押し当て、トゲを浮き出しトゲ抜きで抜くだけです。指先など柔らかい部分には有効です。ぜひ、試してみてください。 pic.twitter.com/qpZrR2H0cA
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 26, 2019