新元号改元の2019年5月1日まで、あとわずか。平成という時代が、残り1日を切りました。
ところで、ここ最近注目度が高まっているのが、新元号初日に結婚する「5/1婚」。
銀座ダイヤモンドシライシが昭和生まれと平成生まれの20~30代の未婚男女500名を対象にした「恋愛・結婚に関する意識調査」によると、「新元号元年に結婚したい」と回答した人は全体の84.0%。
「平成駆け込み婚」と「新元号 “令和” あやかり婚」では、後者の方が圧倒的支持を集めていたようなんです。
【平成生まれは「平成のうちに結婚したい」人がやや多い!?】
興味深かったのは、昭和生まれよりも平成生まれの人のほうが、「平成駆け込み婚」を支持していた点。
「あなたは、結婚するとしたら『平成』『新元号元年』どちらで結婚したいと思いますか」という質問への回答は以下のとおり。
<昭和生まれ> 平成 13% 新元号元年 87%
<平成生まれ> 平成 19% 新元号元年 81%
この結果から、平成生まれは「平成に生まれ、平成に結婚したい」と考える人が少なくないことがわかります。
【昭和生まれは「平成ジャンプ」に積極的!?】
そういえば元号が変わることが明らかになったとき、「平成ジャンプ」というワードがネットを賑わせていましたよね。
「平成ジャンプ」とはジャニーズのアイドルグループのことではなく、「昭和に生まれ、未婚のまま平成を飛び越え、新元号を迎える」こと。
今回の調査結果を見た限りでは、昭和生まれの方がたは「平成ジャンプ」に積極的な姿勢をみせているようで、9割近くにおよぶ87.0%が「新元号元年に結婚したい」と回答しています。
“元年” という言葉には未来を感じますし、同じく昭和生まれかつ「平成ジャンプ」組の私としては、その気持ちわからなくもないかも~!
【「令和元年」に結婚すると結婚年数を数えやすい!?】
ちなみにそれぞれ理由を見てみると……
「平成」を選んだ人からは
「生まれた年が平成だったので思い出になると思うから」(28歳 / 女性 / 山口県)
「平成最後だから」(27歳 / 男性 / 福岡県)
といった回答が。一方で「新元号元年」を選んだ理由をみてみると、
「縁起が良さそうだから。新しい出発にふさわしいから」(23歳 / 女性 / 千葉県)
「後々 “結婚から何年” といった事を考える時、元年からの方が数えやすいから」(39歳 / 男性 / 北海道)
といった回答が並んでおりまして、特に最後の「元年からの方が数えやすい」という意見には目からウロコでした。なるほどいわれてみればたしかに、合理的ですよねぇ。
【「平成婚」ができるのは今日まで】
ちなみに2020年までに結婚を控えている人の中で、「平成のうちに結婚したい」と考えている人は32.3%でした。
本日4月30日は「平成最後の日」になるわけですが、ひょっとしたらこの中に、今まさに結婚したというみなさんもいるかもしれませんね。ギリギリ滑り込みセーフの「平成駆け込み婚」を果たしたみなさん、ご結婚おめでとうございま~す!
参照元:プレスリリース
指輪画像=pouch編集部
執筆=田端あんじ (c)Pouch