世界5都市で100万人以上を動員した展覧会「バンクシー展 天才か反逆者か(BANKSY 展 GENIUS OR VANDAL?)」がついに日本上陸! 謎に包まれた覆面アーティストの作品世界に迫ります。
イギリスを拠点に活動するバンクシーは、ユニークなモチーフで鋭い社会風刺を行うスタイルが有名。
社会的弱者をドブネズミに重ねた『RAT』シリーズなど、日本でもよく知られる作品も展示されているそうですよ!
【あの有名作品も観れる!】
2020年3月15日から9月27日までの期間、横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」で開催中の今回の展覧会。
火炎瓶の代わりに花束を投げる “花投げ” こと『LOVE IS IN THE AIR』や、サザビーで起きた “シュレッダー事件” が記憶に新しい『GIRL WITHBALLOON』など、複数のコレクターによって集められた70点以上のオリジナル作品が、過去最大級の規模で集結します。
【多面的なバンクシーの世界観を知る】
展覧会は「POLICY」「PROTEST」「CCTV」といったテーマごとに分かれており、ひとつひとつ巡ることで、作品の裏側にある制作意図が見えてくる仕組み。
また多面的な世界観を追体験できるよう、映像やインスタレーションを取り入れるとのこと。
作家の制作風景を連想させる展示や、パレスチナに建てられたホテル「ザ・ウォールド・オフ・ホテル」の再現などもあるそうで、まさに「体験」と呼ぶにふさわしいアプローチで溢れています。
【表層ではなく「内面」に注目する展覧会】
プロデューサーを務めるアレクサンダー・ナチケビアさんいわく、今展覧会が目指しているのは「作品の表層を取り上げるだけでなく、その内面を知って見てもらう」こと。
作品を通して、日々の中で忘れがちな「感じる」「考える」きっかけを作りたいと考えているそうです。
【全作品撮影が可能です】
オリジナル作品のほか、版画や立体オブジェクトも登場。
全作品の撮影が可能(フラッシュの利用は不可)だという「バンクシー展 天才か反逆者か」の平日入場料は大人1800円。3・4月限定の平日アフター6は1500円で、土日祝日は2000円となります。
※新型コロナウイルス等の感染拡大を受け、余裕をもった観覧空間づくりのため、チケット枚数を細かく制限管理をしております。前売り券が売り切れの場合、当日券は販売いたしませんので、チケット購入サイトで売り切れ状況をご確認ください。
※本展は謎に包まれたアーティスト「BANKSY」によってオーソライズやキュレーションされた展覧会ではなく、コレクターのコレクションが集結する世界巡回展です。
参照元:プレスリリース、バンクシー展 天才か反逆者か
執筆:田端あんじ (c)Pouch