2020年11月11日にリリースされた坂本冬美さんのニューシングル『ブッダのように私は死んだ』のMVがヤバすぎると話題です。
作詞作曲を手掛けたのは、なんと桑田佳祐さん。坂本さんが自ら依頼して実現したそうなのですが……
楽曲が依頼された当時、桑田さんがサスペンス&ミステリー作品にハマっていたらしく、歌詞がものすごく物騒!!!!!
MVも、火曜サスペンス劇場ならぬ「歌謡サスペンス劇場」と言うべき仕上がりとなっているのです……。
【いきなりサスペンス展開です】
MVに出演しているのは戸次重幸さん。戸次さんは森の中で何かを埋めており、イヤな予感がプンプンします。
その直後に映し出されたのは、遺体安置室(?)のような場所で横たわる坂本さん。
続く歌い出しが「目を覚ませばそこは土の中」で、これはもう完全に、戸次さんに殺されて埋められちゃったってことですよね!? 冒頭から不穏すぎる~~~!
【情念たっぷりの歌声に聞き惚れる…】
MVから察するに、どうやら戸次さんが坂本さんの交際相手であるよう。
散々尽くした結果、骨までしゃぶられてアッサリ捨てられた(しかも命まで奪われた)女の情念を、坂本さんが脅威の歌唱力で表現していて痺れる~!
さすが演歌の女王、情念を歌い上げたら右に出る者なしですっ。
【箸の持ち方だけは無理でした!?】
こんな感じで、MVの世界観も歌唱力も凄まじいのですが、桑田さんによる歌詞も凄まじく、
「他人を見下した目や身なりの悪さは赦す(ゆるす) ただ箸の持ち方だけは無理でした」
「ごめんねお母さん みたらしだんごが食べたい」
など、凡人にはなかなか思いつかない表現の連続……!
なお「箸の持ち方だけは無理でした」のシーンでは、戸次さんが絶妙な箸の持ち方をしている点にも注目です。
【紅白で歌うんでしょうか…】
坂本さんは今年の紅白歌合戦に出場予定。
話題性抜群なので、この楽曲を歌う可能性もなきにしもあらずですが、ぶっちゃけ縁起のいい歌ではないので、どうなるか気になるところ!
ちなみに『ブッダのように私は死んだ』は、CDジャケットのデザインもクールなんです。
アート作品のような趣きが素敵なので、こちらにも注目してみてくださいね。
参照元:YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch