朝の行動をタスク化した「タスクリスト」の話に続いて、連載 「朝4時半に起きてみたら、生きるのがラクになってきた」第3回は「早寝」の話です。
6時間くらい寝たいので、わたしの就寝時間は、22時半ごろ。
そんなに早く眠れるわけないじゃん!
もともと超夜型人間だったわたしも、もちろんそう思っていました。
でも朝の早起きと同じくらい、夜の早寝にはたくさんのメリットがあったんです……!
【「超ネガティブ人間」からの脱却!】
夜ってなんだか落ち込みやすいんですよね。特にわたしは根っからの「超ネガティブ人間」!
「あれ言わなきゃよかったな」なんてひとり大反省会はしょっちゅうだし、SNSでは周りがやたらきらきらして見えて、劣等感でどんより。
昔はよく夜に落ち込んで、泣きながら電話をかけてひとに迷惑をかけることもあれば、ふらふらと飲み歩いていた時期もありました。
でも今は、22時半には夢の中。もう夜中に落ち込んでる暇なんかない……!
もともとの性格が変わったわけではないけれど「落ち込みやすい時間」を避けて、なるべくご機嫌でいられる時間に活動すること、それがわたしなりの「超ネガティブ人間」脱却の近道だったみたいです。
それではさっそく、わたしが実践している「早寝のコツ」をご紹介します。
【わたしが実践している4つの方法】
1)日中にしっかり身体を疲れさせる
デスクワークのみで外に一歩も出なかった日なんかは、頭は疲れてるはずなのになぜか眠れない……。
朝のランニングや散歩など、日中に頭だけでなく身体もしっかり疲労させることを大切にしています。
2)寝る3時間前には夕飯、2時間前にはお風呂を済ませるようにする
とにかく寝る前は「脳も体温も内臓もおだやかでいてくれ……」という気持ちが大事。
お風呂上りは部屋を暗くしてみたり、冷たいものを飲まないようにしたりといった工夫も◎
3)寝る前のスマホ、PC、テレビを封印!
スマホを置いて、本や雑誌、音楽とともにひとりの時間を楽しむ夜もまた良いものです。
でもついつい布団の中で「眠れない 夜 寝る方法」とか検索して時間を溶かしてしまうこと、ありますよね……。
アイピローやタオルなんかで目を覆ってしまうのが、意外と「布団のなかでスマホさわりたい欲」の抑制になりました。
4)自分なりの「眠れるおまじない」を編み出す
私の場合、目をつぶって「右手が重くなってきた……温かくなってきた……」と思いながら実際に手が重く布団に沈みこんで、温かくなっていくのをイメージする、ということをしています。それを左右の手足でイメージしていくうちに、いつの間にか寝ています。
不思議ですけど、「余計なことを考えない」というのが良いみたいです。
【何をやっても眠れないときは…】
とはいえ、何をやっても眠れない、起きられない、という日もあります。
そういうときは、いったん眠るのも起きるのもあきらめてみる。眠れなくても、自分を責めない。
次回はそんな、「眠れない、起きられない、なにもできない、そんなときは自分を責めずに原因を探ってみる」話をお送りします!
撮影・執筆:今日子
Photo:(c)Pouch