生活様式がガラリと変わってから、もう2年。
その変化と共に、人々の消費傾向も大きく変化しましたが、今年2021年はどんなものが売れていたのでしょうか!?
とある調査によると、今年大躍進を遂げたのは「オートミール」。前年比291%と、なんと約3倍も売れていたようなんです……!
【オートミール人気がすごすぎる】
参考にしたのは、株式会社インテージが発表した「2021年、売れたものランキング」。
全国約6000店舗から収集した小売店販売データおよび全国小売店パネル調査をもとに、日用消費財の中で何がより売れたかを振り返っています。
ランキング第1位を勝ち取ったのは、「オートミール」。
データで見ると、女性の購入率の伸びがハンパなく、なんと2年前の約10倍を叩き出してるッ!
栄養素が豊富&低カロリーなオートミールは、健康志向とダイエット需要が高まる今にピッタリの食材ですし、人気が爆発したのも納得。
Pouchでもご紹介した、オートミールをご飯に見立てて食べる、通称「米化」に挑戦している人を、SNSなどでよく目にしたように思います。
【「しわ取り剤」と「解熱鎮痛剤」も売り上げ増!】
そのほかTOP10にランクインした商品は、次のとおり☆
2位 麦芽飲料
3位 玩具メーカー菓子
4位 プロテイン粉末
5位 しわ取り剤(※衣服用)
6位 ヘアトリートメント
7位 解熱鎮痛剤
8位 ノンアルコール飲料
9位 冷凍水産
10位 血圧計
こうしてみると、健康志向を彷彿とさせる麦芽飲料やプロテイン、セルフケアアイテムのヘアトリートメントや血圧計など、世相を表す商品がずらりとラインナップされています。
注目は、5位のしわ取り剤。
昨年より外出機会が増えたことに加えて、除菌効果をうたった新商品も投入されたことから、ランクインに至ったようなんです。
もうひとつ注目したいのは、7位の解熱鎮痛剤。
ワクチン接種時の副反応対策として需要が高まり、高齢者の購入率は前年比で322%(!)と驚異的な売り上げを見せました。
【少しずつ世の中が変わってきてる?】
ちなみに、ランク外ではありますが、売り上げが落ち込んでいた化粧品に「下げ止まり」の兆しが見られたそう。
さらには、酔い止めも含む「鎮暈剤(ちんうんざい)」や、運動会などで使用される「テーピング」の売り上げも上昇。
そのいっぽうで、昨年上位を独占した衛生系商品(マスクや殺菌消毒剤など)はランキングから姿を消していて、世の中が変わり始めていることが伺えます。
ランキングをさらに詳しく知りたい方は、参照元よりご確認くださいね!
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(c)Pouch