暑い夏には背筋が凍るようなホラーが観たくなる私。
しかし、ひとくちに “ホラー” と言えど様々なタイプがあります。幽霊にモンスター、殺人鬼&スリラー、ヒトコワ(※結局人がいちばん怖い)などなど、ありとあらゆる “怖さ” があるのです!
そこでホラー大好きな私が、この夏Netflixに新登場&ランキング上位に君臨し続けている個性豊かなホラー映画3本をご紹介。
今回は幽霊ものをチョイスしませんでしたが、幽霊が出てこなくてもしっかり怖いので、観てヒンヤリ涼んでください♪
【Netflixで配信中のホラー映画3本】
■これぞエンタメ! 痛快アクション満載のバンパイアハンタームービー『デイ・シフト』
恐怖度:★
主人公の表の顔はプール清掃業者、しかしその実態は吸血鬼を狩る “バンパイアハンター” 。本作に登場する吸血鬼たちは身体能力がすこぶる高く、フツーの人なら「一発アウト」になるであろう “すぱしっこさ” を発揮しているのですが、主人公も全然負けてない! 序盤からキレキレのアクションで吸血鬼をなぎ倒していく姿に爽快感すら覚えます。
吸血鬼のビジュアルは怖ろしいですし、退治する方法が「首を切りおとす」なのでグロさはありますが、怖さよりも痛快さの方が勝つ! ヒップホップMCで俳優のスヌープ・ドッグさんが “レジェンド級バンパイアハンター” として劇中に登場していますよ。
→Netflix映画 『デイ・シフト』独占配信中
■お決まりの展開を次々裏切る! ホラー好きこそ予測不可能なヒトコワ系『ザ・ハント』
恐怖度★★★
野原にポツンと置かれた大きな木箱。そこにわらわらと集まってくるのは、口枷をつけられた老若男女。そして、その箱がこじ開けられてから突如スタートする “人間狩り” ……。人間狩りをテーマにしたホラー作品は国内外問わずたくさんありますが、そういった作品を好んで観ている人ほど、本作の展開が読めないのではないかと思います。
本作において最も斬新な点は「主人公がなかなか登場しない」こと。主人公だと思っていたら消える、の繰り返しで、「今いったい何が起きているんだああああ!?」と混乱しながら画面を見つめ続けることになるんです。
驚異的なスピードでバンバン人が死に(グロあり)、味方が敵になり、なぜ自分が “狩られる側” になったかもわからないまま続いてゆく狩り。 “狩る側” の目的、そして主人公の運命は!?
→映画『ザ・ハント』
■幽霊ものと見せかけて…そうきたか!!! 超絶トリッキーなホラーアクション『マリグナント 狂暴な悪夢』
恐怖度★★★★
家族を失ってからというもの「目の前で人が殺される」悪夢を見るようになってしまった主人公。長い髪の殺人鬼が、主人公に見せつけるかのように残虐な殺人を繰り返していくのですが……すべて夢ではなく “現実” ! 事件の真相、そして殺人鬼の正体を知ったとき、悲鳴と驚きが相まって「ええええええ!?!?!?」と声が出ちゃうことでしょう。
前半はクラシックなホラー展開なのですが、後半は度肝を抜かれるアクションの連続。殺人鬼が、人ではないかのような素早い動きでバッタバッタと人をなぎ倒していくシーンは息をもつかせません!
本作を手がけたのは、ホラー作品『死霊館』『ソウ』シリーズおよび、アクション作品『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アクアマン』などをヒットさせてきたジェームズ・ワン監督。どちらの要素もガッツリ盛り込んだ、怖ろしくも最高にアツい作品となっておりますよ~!
→映画『マリグナント 狂暴な悪夢』
【さあおうちでヒンヤリしよう!】
最初にご紹介した『デイ・シフト』は、ホラー作品としてはかなりハードル低め。ポップコーン片手に楽しく観られるんじゃないかと思います。
『ザ・ハント』と『マリグナント 狂暴な悪夢』の共通点は “意外性” 。予想できない展開にハラハラドキドキしたい人に超オススメです。
参照元:Netflix
執筆:田端あんじ (c)Pouch