台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。
このシリーズ記事では、台湾リピーターの筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
今回ご紹介するのは、牛ステーキこと「牛排(ニウパイ)」。
ステーキって高いイメージがありますが、夜市なら手軽に味わえるんですよ。さっそく、台北の中心地の「寧夏夜市(ニンシアイエシー)」へ行ってみましょうっ。
【台湾のステーキ事情にカルチャーショック!】
日本でステーキ屋さんというと、ご飯といただくことが多いとおもいます。
しかし台湾だと、ステーキにパスタやうどんのような麺が添えられていることが多いんです!!
逆に、ご飯とのセットをなかなか見かけないんです。ステーキといえば白いご飯派だった私にとって、これはカルチャーショックのひとつでした。
【台北・寧夏夜市のステーキ屋さん「寧夏牛排」】
台湾のステーキを味わってみたいけど、レストランに行くのは敷居が高い……。
そんなときにぜひおすすめしたいのが、テイクアウト専門屋台「寧夏牛排(ニンシアニウパイ)」。
代表的なメニューには日本語訳がついていますし、店長さんが気さくで親切なんですよ〜♪
食べ歩きスタイルなので、ソロ旅はもちろん、誰かとシェアしながら焼きたて牛ステーキが食べられるのも魅力です。
お肉は牛・鶏・豚の3種類から、
・鉄板ステーキ(鐵板牛排 / ティエバンニウパイ)
・皮パリパリ鶏もも肉(香煎雞腿 / シャンジエンジートゥイ)
・ポークサイコロステーキ(骰子豬 / ボーズジュー)
ソースは4種類の中から選びます。
・オリジナル(原味 / ユエンウェイ)
・こしょうソース(黑胡椒醬 / ヘイフージャオジャン)
・きのこソース(蘑菇醬 / モーグージャン)
・ミックスソース(混合醬 / フンフージャン)
どれもSサイズ(1人前)から購入できて、ダブルサイズやトリプルサイズ、麺がセットになったものも提供されています。
私は看板メニューの「鉄板ステーキ 麺あり(有麵系列・鐵板牛排 / ヨウミエンシーリエ・ティエバンニウパイ)」のSサイズに、「こしょうソース」をチョイス。お値段は、140元(約645円)です。
【熱々ステーキのお味は?】
注文が入ってから、目の前の鉄板でジュ~~~っと焼いてくれるのもライブ感があって良いっ!
麺の上にひとくちサイズにカットされた牛ステーキ、そして目玉焼きがのっていました!
さっそく熱々の牛ステーキを食べてみると、弾力がありつつもしっかりと噛み切れるやわらかさです。
こしょうソースはとろっと濃厚ながらに、ピリッと刺激してくる……!
でも、目玉焼きのおかげで全体がまろやかにまとまっていて、パスタのような麺とソースと絡めながらいただくと、スパイシーでもするするっといただけます。
この牛ステーキ・目玉焼き・麺という組み合わせは台湾独特かつクセになる味わい。ときどき無性に食べたくなるのよね〜!
【観光客が立ち寄りやすい「寧夏夜市」】
寧夏夜市は、台北MRT中山駅と雙連駅から徒歩10分ほど。
アクセスがしやすく美食がそろっていることでも有名で、地元民も観光客も多く訪れます。私が訪れたのは平日の夜でしたが、1年前と比較するとより賑やかになったように感じました。
ぜひ台湾夜市の熱気を体感しつつ、牛ステーキをテイクアウトで楽しんでみてくださいね♪
※日本円への換算は、2023年10月現在のものです。
※同店はテイクアウト専門店ですが、特別に店内でいただきました。
■今回紹介した店舗の情報
店名:寧夏牛排
住所:台北市大同區寧夏路 屋台番号103(Googleマップ)
営業時間:18:20~0:00
定休日:なし
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch