台北から約40分でアクセスできる港町・基隆(ジーロン)。
この都市にはカラフルにペイントされた建物が並ぶ漁港があって、まるでイタリアのブラーノ島みたいだと人気のフォトスポットになっているんです♪
漁港へのアクセス方法や雰囲気、立ち寄りたいカフェをご紹介しますっ。
【港町のフォトスポットへGO!】
港町の開放的な景色が広がる、台湾鉄道・基隆駅。
お目当てのスポット「正濱漁港(ジェンビンユーガン)」は、この基隆駅から路線バスで20分ほど移動した場所にあります。
ではさっそく、移動について。まずは大型リムジンバスが停まるバス停を通り過ぎ、路線バスが通るバス停「公車總站(ゴンチャーゾンジャン)」へと向かいましょう。
101番バスが来たら手を挙げて合図し、乗車します。
しばらくバスに揺られ、「和平橋頭(原民會館)」というバス停で下車すれば、目的地はすぐ目の前。
ちなみに路線バスは基本的に日本語は通じません。不安だという方は、基隆駅からタクシーを利用してくださいね。
【カラフルな街並みにワクワク】
バスを降りると、道路を挟んだ向こう側にはカラフルにペイントされた建物がずらり!
水面に色鮮やかな建物が反射していて幻想的。小型の船がたくさん停船しているのも雰囲気があって素敵です。
正面から写真を撮ることができるよう撮影スペースも設けられていて、たくさんの人が写真撮影を楽しんでいました。
対岸までは距離があるように見えますが、実は階段を降りて岸辺に沿って歩けば、3分ほどで移動することができます。
ときどき漁師さんがバイクで走っているので、気を付けながら歩いてくださいね。
ゆったりと漁港の景色を楽しみながら、色鮮やかな建物の近くまで行ってみましょう。
【カフェで焼きたて台湾スイーツを】
カラフルな建物の多くは、カフェや飲食店として営業しています。
なかでもぜひ立ち寄っていただきたいのは「魚刺人雞蛋糕(ユーツーレンジーダンガオ)」という、台湾全土に店舗展開しているカフェ。
「鶏蛋糕(ジーダンガオ)」と呼ばれるベビーカステラのようなおやつを、ドリンクと一緒に楽しむことができるんですよ。
7種類あるフレーバーの中から私が選んだのは、このお店限定の「牛軋糖雞蛋糕(ニウジャータンジーダンガオ)」。アッサム紅茶味の生地に、キャラメルのようなお菓子・ヌガーが練りこまれているんですって。
台湾産の紅茶をつかったミルクティー「魚池拿鐵紅茶(ユーチーナーティエホンチャ)」と一緒にいただきますっ。ちなみにお値段はどちらも80元で、合計160元(約752円)。
卵の形をした焼きたて熱々の生地からは紅茶の香りがふわり、さらにピーナッツ入りヌガーのねっとりとした甘さがアクセントになっていておいしい~♡ あたたかいミルクティーとの相性も抜群。
景色に溶け込むように、まったりくつろげる素敵なお店でした♪
【夜は夜市で食べ歩きを楽しんで♪】
正濱漁港で撮影やカフェを楽しんだあとは、再びバスに乗って駅周辺へと戻り、「基隆廟口夜市(ジーロンミャオコウイエシー)」に立ち寄るのはいかがでしょうか。
行きと同じ101番バスに乗るのですが、公車總站の1つ前の駅「仁二路(レンアールー)」で降りると夜市に近いですよ。
個人的には、台北でランチを楽しんだあとに正濱漁港へと向かい、夜は夜市での食べ歩きを楽しむという半日観光プランがおすすめです♪ 台湾旅行の計画にぜひ組み込んでくださいね!
※日本円への換算は、2024年3月の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
スポット名:正濱漁港
住所:基隆市中正區正濱路72號(Googleマップ)
営業時間:24時間営業
店名:魚刺人鶏蛋糕 正濱漁港店(Instagram)
住所:基隆市中正區中正路545號(Googleマップ)
営業時間:10:00~18:00
定休日:なし
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch