台湾のソウルフードとも言われるローカルグルメ・魯肉飯(ルーローハン)。
台湾で本場の味を楽しみたい!という方におすすめしたいのが、台北の有名店「黃記魯肉飯(フアンジールーローファン)」です。
スープや小皿料理も充実していて、テーブルいっぱいに料理を並べていただく瞬間はまさに至福のひととき♡
さっそく、注文の仕方やおすすめメニューを紹介しますっ。
【地元民で大混雑!】
訪れたのは、平日の午前11時45分ごろ。店頭では店員さんがテキパキと料理をつくっていて、とても忙しそう。
まだお昼前なのに、この時点で約20人ほどがお店の前で順番を待っていました。このローカル感たっぷりな雰囲気にためらってしまうかもしれませんが、実は待っている人の多くはテイクアウト。
イートインならあまり待たずに入店できることも多いので、根気よく待ってみて!
【日本語メニューがあるのがうれしい♡】
まずは店員さんから、日本語のメニュー表と注文票をもらいましょう。メニュー表の裏には「日本のお客様へ」という言葉とともに、注文の仕方が書かれています。
異国で日本語で歓迎されるって嬉しいですし、日本語訳と照らし合わせながら注文票に記入できるので料理も安心。
席が空いていればそのまま入店してよいのですが、満席の場合は注文票を渡すと同時に番号札が渡されます。自分の番号が呼ばれたら会計を済ませ、案内された席に番号札をおいて料理の到着を待ちましょう!
ちなみに私は20分待ちと言われたものの、約10分ほどで席に案内してもらえましたよ。
【テーブルにずらっと並べていただきますっ】
私が注文したメニューはこちら。
・ルーローハン・小(魯肉飯)35元
・ひづめの肩・小(締膀肉・小份)70元
・イカつみれのあんかけスープ(花技羹)55元
・白菜の煮物(魯白菜)55元
4品頼んで合計で215元(約1019円)でした。テーブルの上には運ばれてきた料理がずらり。さっそくいただきますっ。
まずはルーローハンから。豚肉はトロっとやわらかく、食べやすい甘辛い味付けにほのかにきいた八角やスパイス。
豚肉には赤身肉だけでなく脂身もしっかり入っているのに、不思議としつこさは感じません。素朴なおいしさに、パクパクと止まらなくなっちゃいます……!
白菜の煮物は、小エビの旨味がきいたやさしいお味。そして、弾力のあるイカつみれがたっぷり入ったスープは、酸味のあるスープにタケノコのシャキシャキとした食感と台湾バジルがよいアクセントになっていて食べ応えも◎でした。
個人的に大ヒットだったメニューが、豚の角煮のような見た目のひづめの肩。
脂身はとろっと赤身肉は弾力のある食感で、甘辛いタレがしっかりとしみ込んでいます。パクチーの独特な味もお肉に合うわ。これはもう、ご飯がすすむ~~~!
どの料理もおいしくて、大満足のランチタイムとなりました♪
【ご近所にも美食がたくさん】
黃記魯肉飯の最寄り駅は、台北MRT中山國小駅。実は24時間営業の雙城街夜市のすぐ近くにあります。私が訪れたランチタイムも、たくさんの屋台が営業していて賑わっていましたよ。
ローカル色たっぷりでありながら日本人観光客でも食事がしやすいので、ぜひ台湾に訪れた際はチェックしてみてほしいです♪
※日本円への換算は、2024年4月現在の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
店名:黃記魯肉飯
住所:台北市中山區中山北路二段183巷28號(Googleマップ)
営業時間:11:30~20:20
定休日:月曜日
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch