台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。

このシリーズ記事では、台湾在住の筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。

今回は、もちもち水餃子「水餃(シュイジャオ)」。台北・雙城街夜市の超ローカル屋台で、ニラがガツンときいた水餃子を味わってきました♪

【台湾定番グルメのひとつ】

夜市に限らず、台湾の街中には水餃子が食べられるお店がたくさんあります。


実は台湾では焼き餃子よりも水餃子がよく食べられていて、ニラやキャベツ、コーンやエビなど、いろんな具材の水餃子があるんです♪

【台北「雙城街夜市」で水餃子!】

今回ご紹介するのは、地元の人々から愛されている水餃子店のひとつ、台北・雙城街夜市にある「鴻水餃牛肉麵(ホンシュイジャオニウロウミエン)」


韭菜水餃(ニラ水餃子)と牛肉麺が看板メニューの屋台です。

わたしは平日の18時頃にお店に着きましたが、既に10人ほど並んでいました。テイクアウトもイートインも同じ列に並んで注文し、空いているテーブル席に座って料理を待つスタイルです。お会計は、料理の受け取りと同時に。

お店の人が忙しく水餃子を包むところや、麺をゆでている様子を間近で見ることができるのは、夜市ならではだなぁと思います。


ちなみに水餃子と牛肉麺どちらも味わいたいけど食べきれないという場合は、麺の入っていない牛肉湯(牛肉スープ)を選ぶのがおすすめ♪ わたしは今回このスタイルで注文し、合計価格は150元(約650円)でした。

【具材の旨味をガツンと味わえます】

料理は注文から約5分ほどで到着。ほこほこと湯気が立っていて、おいしそ~♡


ニラ水餃子はステンレスの専用のお皿にのせられていて、すりおろしニンニクが添えられています。そこにしょうゆと酢、お好みで唐辛子やごま油を加えていただきますっ。


うん、ニラがガツンときいてる! ニラの香りと甘み、そこに豚肉の旨味がふわっと重なります。水餃子の皮はモチモチでありながらも薄めなので、具材の味わいをダイレクトに感じました。

ニンニクのピリッとした辛さも食欲を刺激してきて、なんだか食べると元気が出てくる感じ……!

いっぽう牛肉スープはほんのり薬膳の香りがして、しょうゆベースのすっきりとした味わいでありながらも、コクがあります。

中には薄くカットされた牛肉がたっぷり。白菜やネギなどの野菜が入っているのもうれしい。生姜のみじん切りもきいていて、身体がじわ~っとあたたまりました。

【美食があつまる夜市で水餃子を】

今回訪れた雙城街夜市の最寄り駅は台北MRT中山國小駅。


実はここは24時間営業で、昼の屋台と夜の屋台が入れ替わりながら営業しているんですよ。いつ行っても何かしらの食べ物屋台はあいているという、おもしろいスポットです。

台北旅行の際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

■今回紹介した店舗の情報

店名:鴻水餃牛肉麵
住所:台北市中山區雙城街12號
営業時間:18:00~23:30
定休日:水曜日

※日本円への換算は、2023年2月現在のものです

参考:鴻水餃牛肉麵(Googleマップ)
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch