台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。
このシリーズでは、台湾に詳しい筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
今回ご紹介するのは、鉄板焼き「鐵板燒(ティエバンシャオ)」。
鉄板焼きってお高いイメージがあるかもしれませんが、台湾にはリーズナブルに楽しめるお店がたくさんあるんです。
【台湾で鉄板焼き♪】
訪れたのは、超高層ビルの台北101近くにある「臨江街觀光夜市(リンジャンジエグアングアンイエシー)」にある「紅林鐵板燒(ホンリンティエバンシャオ)」。
鉄板を囲むように設けられたカウンター席で食事をするお客さんの様子が、外からでも観察できます。ちょっと緊張しちゃうくらい、THE ローカルな雰囲気!!!
勇気を出して、お店のスタッフに人数を伝えて席に案内してもらいましょう。
私は平日の17時すぎと夕ご飯にしては少し早めの時間に行ったのですぐ入店できましたが、休日や夕食のピーク時間帯は行列ができることも多いです。実際その日は18時近くになると満席に近い状態になっていました。
【どうやって注文するの?】
注文は、店頭に置かれている注文票を持ってきて席で記入します。中国語だらけだ……と思いきや、そばに日本語や韓国語のメニュー表も置かれていました♪ よかった〜!
セットメニューはどれも、
・季節の野菜
・もやし
・ご飯
・スープ
・ドリンクバー
がついてくるそう。なので、1人様なら個人セット(個人餐)を注文するもよし、ふたりで2人セット(雙人餐)を注文するもよし。お好みのお肉や海鮮が入ったセットを選びましょう。
私は個人セットの「牛肉炒め(黑胡椒牛肉)」を注文。お値段はなんと200元(約982円)と1000円以下ってリーズナブルすぎませんか!? 牛肉で、しかもセットですよ!?
ここで、「スパイシー?」と聞かれたので、「イエス!」と答えてみました。
注文を済ませると、さっそくご飯とスープが運ばれてきます。ドリンクはセルフサービス。そして、私の目の前の鉄板部分にアルミホイルが敷かれました。
【目の前の鉄板で焼いてくれるよ】
すると目の前で、鉄板でお店の人が野菜やお肉の調理をスタート! 手際よく焼かれていく様子やジュ~~~っという音はライブ感があって、ワクワクしてきますっ。
そして、もやし、キャベツ、牛肉と、焼きあがった順にアルミホイルの上にどんどんのせてくれるんです。さて、焼き立てをアツアツのうちに、いただきます〜!
牛肉は柔らかくて食べやすく、とろっとした玉ねぎも入っていて、特製ダレのほどよい塩気とともに自然な甘さも感じます。さらに黒コショウがピリッと、ニンニクがガツンときいていて、ご飯がすすむ~~~♪
そして、スパイシー?にイエスと答えた私の鉄板焼きには赤唐辛子を入れて焼いてくれたのですが、小さなひとかけらでも燃えるような辛さで食欲が刺激されました。小辣(小辛:シャオラー)なら量は減るものの、唐辛子自体は同じ辛さなのでご注意を。
もやしとキャベツはシャキシャキ食感にこれまたニンニクがガツンときいていて、パクパクと止まらなくなっちゃいます。
野菜やお肉をバランスよくいただけて、しかもリーズナブル。大満足のディナータイムとなりました♡
【臨江街觀光夜市に行ったらぜひ】
臨江街觀光夜市の最寄り駅は、台北MRT信義安和駅。人気観光スポット・台北101からも徒歩15分ほどでアクセスできるんですよ。
臨江街觀光夜市に行ったらぜひ、リーズナブルに鉄板焼きを味わってみてほしいです♪
※日本円への換算は、2024年6月現在の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
店名:紅林鐵板燒(Facebook)
住所:台北市大安區臨江街5號(Googleマップ)
営業時間:17:00~23:45
定休日:なし
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch