東日本大震災から丸3年。震災に対する心構えが少し薄れていませんか? 震災直後は、備えを日頃からしておけばよかった……と、身を持って教えらたというのに気が緩むのは早いものです。
あの日からPouchでは、数々の防災対策をご紹介してきました。本日3月11日は「震災を忘れない日」として、これまで当サイトで紹介してきた防災対策をご紹介します。
▼知っておくと良い知識
・新聞紙と食品包装用ラップで体温を維持
サランラップと新聞紙は防災バッグに入れておきたいグッズのひとつ。つま先やお腹まわりなど、体の周りに巻きつけて体温維持。
・ご飯が炊ける「簡易コンロ」の作り方
ガスや電気の供給が止まっても、わずか10分で湯を沸かすことができるという簡易コンロ「サ・ア・テふしぎな卓上コンロ」の作り方(財団法人市民防災研究所のサイトより)。用意するものは、サラダオイル(食用油ならサラダ油以外でも可)、アルミ缶×3、アルミホイル、ティッシュペーパーのみ。
・新聞紙と空き箱で自分専用の「トイレ」
新聞紙と空のティッシュの箱、または小さめのダンボールをひとつ用意。使用するときは、レジ袋をかぶせてさらに新聞紙を敷く。カッパやレジャーシートをかぶれば安心してできる。終わったら箱の上から新聞紙をもう一度かぶせ、レジ袋をしっかり結び、ジッパー付きの袋に入れる。
・簡易オムツ、生理用ナプキンの作り方
避難生活などで不足していたのがオムツやナプキンでした。当サイトでは、NHKで紹介された「簡易オムツや生理用ナプキンの作り方」を緊急事態ということでご紹介させて頂きました。いざというときのために、作り方を覚えておくといいですよ。
●簡易オムツ(生理ナプキン)の作り方
1.レジ袋の持ち手の部分と側面の4カ所を切る。
2.開いた部分にタオルをのせる。
3.体の大きさに合わせて余分な部分を折り返す。
4.袋の持ち手の部分を結ぶ。
▼あるとより便利なグッズ
・ペット専用災害避難ジャケット
家族同然のペットにも避難ジャケットを。「救命水」「フード」「包帯」「足裏保護ラバーシューズ」「鈴」「笛」「ミニラジオ」などが入っているそうです。
・1枚紙が9つの便利グッズに変身『Traveler’s Paper Kit』
コップ、スプーン、ゴミ袋、マッチ、コンパス、救援用シグナル、医療用ツボ押しなどのグッズに変身するという魔法の紙。1枚持っていてもいいかもしれない。
・水を入れるだけで発電する「水電池」
水分を加えることで、本体内で化学反応が起きて発電するという画期的な電池。電池を買うなら、これも入れておくと良さそう。
・即使用できる! 椅子にくっついたヘルメット『マモリス』
イスとヘルメットが一体化した、大変スタイリッシュなアイテム。いざというときにすぐに取り出せるところに置いておくアイディアすばらしい。
▼津波対策にはこんなものも
・「ノアの方舟」ならぬ「伊勢の方舟」
津波が押し寄せて来たら、これに入ってそのときを待つというもの。当時の商品紹介では、「6人乗りならば27人乗っても沈まない」とのことで、大人数での脱出も可能のよう。沿岸部では一家に一台が当たり前……なんて日もくるかもしれませんね。
さっそく新聞紙とサランラップだけでも、避難用バッグに詰め込んでみない?
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執筆=める/ 画像=それぞれのリンク先より引用 (c) Pouch