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ひとりフェスて楽しいの? 気になって「野外映画フェス」にひとりで参戦したらぼっちの意外なメリットを知りました

2019年8月1日

やってきました夏フェスシーズン!

フェスと聞くと、フジロックサマーソニックといった音楽フェスをまず思い浮かべると思うのですが……。この時期ひんぱんに行われているのが “野外映画フェス” なんです。

毎月1のつく日(1日、11日、21日)は「ステキなぼっちの日」。というわけで今回は、ひとりで野外映画フェスに参加してきましたよ~!

【新宿のど真ん中で行われた映画イベントに参戦】

私が足を運んだのは、2019年7月24日~27日まで新宿中央公園で行われた「Screen@Shinjuku Central Park 2019」

『メン・イン・ブラック』や『ザ・グレイテスト・ショーマン』といった名作を公園内に設置された巨大スクリーンで鑑賞できる、入場無料の野外映画イベントです。

【めちゃくちゃ混んでる!(だがそこがいい)】

いざ公園に足を踏み入れると、緑がいっぱいでキモチイイ~! 木々の隙間から見える高層ビル群のネオンに、東京らしさを感じます。

ビアフェスが同時開催されていたこともあってか、会場は大盛況イベント初日、おまけに平日の水曜日だったのに、満員御礼状態でした。

見渡すかぎり人でいっぱいで、最初こそぼっち気分が加速するかと思っていたのですが……。

いざ人混みに紛れてみると全く逆。 “大きなひとつの団体の一員” のような気分になって寂しさを感じなかったことが面白い発見でした。

【ほの暗い場所のほうが居心地度アップ】

会場をぐるりと観察すると、どうやら「映画鑑賞ガチ勢が密集するスクリーン前」「腰を落ち着けて飲みたい人が集まる椅子&机ゾーン」「比較的人が少なめの階段ゾーン」の3つのエリアに分かれているようです。

人混みの中に紛れるよりも、人混みを遠巻きにしながら映画を見たかったので、階段ゾーンへ。ここは段差があって座りやすかったし、明かりがあまり届かないほの暗い場所だったので、「ぼっちでも目立つ心配なし」というおまけまでついてきました。うん、ここで正解。

【自由かつ静かじゃないのが心地いい】

この日上映されていたのは『プラダを着た悪魔』。華やかなファッション業界で繰り広げられるパワハラ気味の上司と新人部下の物語で、世間を騒がすニュースと重なる部分も……。

上映中は、緊迫したシーンではやや静かになったり、イケメンが主人公を翻弄するシーンでは「俺もこんな男になりて~!」と若者がつぶやいていたりと、映画館より自由度高め

すぐ近くの道路からは、ときおりサイレン音が聞こえたりもしたけど、全然静かじゃないところが逆に心地よかったです。とはいえ、耳障りなほどうるさいわけではなく、映画を鑑賞するにはなんら問題ありませんでしたよ~。

【誰も周りを気にしてない!!!!!】

ふと周りを見渡してみると、私のようにぼっちで来ている人もチラホラ。けれど基本的にはカップルか団体客ばかりで、わいわいと和やかなムードです。

会社帰りの集団に友人グループ、若いカップル。小さな子供を連れた親子に老夫婦、犬の散歩中に通りかかった近所の人など、客層は見事なまでにバラバラ

映画館ならタブーとされるおしゃべりをしようとも、立ち上がって出歩こうとも、スマホでゲームをしようとも、誰も気に留めていない様子です

いい意味でひと目が気にならないので、女1人でも安心してビールをかっくらえるぞ~~~い!

【感想:絶対また「ぼっち参戦」する!】

ほどよい喧噪が「ぼっち」を感じさせないので、居心地は抜群。1人でふらっと立ち寄るには最適な環境だったので、ひとり映画フェス参戦はおススメです!!!!!

ぼっち度 ★
居心地度 ★★★★★★★★★★
ビールがうまい度 ★★★★★★★★★
撮影・執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼見上げると緑と空が見えるのもサイコー

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