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映画『クルエラ』の衣装に隠された裏話…コスチューム・デザイナーは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を手掛けた人物です

2021年6月3日

絶賛公開中のディズニー実写映画最新作『クルエラ』。公開後まもなく話題に上ったのは、劇中に出てくるクールな衣装の数々です。

現在YouTubeでは、『クルエラ』のファッションに焦点を当てた特別動画を公開中。

今作で衣装を担当したアカデミー賞受賞歴のあるコスチューム・デザイナー、ジェニー・ビーヴァンさんの貴重なインタビューもあって、見ごたえ抜群なんです♪

【クルエラ vs バロネスの衣装の違いに注目】

『クルエラ』に登場するのは、パンクでロックな衣装の数々です

ファッションデザイナーであるクルエラにとってファッションは復讐の手段

クルエラが作るドレスと宿敵・パロネスの作るドレスには両者のスタンスが表現されています。

クルエラの衣装はいつも独創性に溢れていて、奇抜なメイク×黒尽くめスタイルで現れたと思いきや、ゴミ収集車の中から布を繋ぎ合わせた衣装で現れたり(!)と、見る者を飽きさせません。

対して、クルエラの商売敵であるバロネス(エマ・トンプソンさん)の衣装は、往年の銀幕の女優たちをイメージした、クラシックで洗練された印象のもの。

ディオールの影響を大きく受けた、彫刻的フォルムを追求したデザインとなっています。

【「衣装が役を作ってくれる」】

動画のインタビューで、クルエラを演じたエマ・ストーンさんは

「クルエラの全様相を初めて見せてもらったとき、実を言うと私は、自分で本当にたくさんの写真を撮りまく ったの。あれはとても自分に酔っていた日だったわ」

と語っています。この自信や自己陶酔感は自分を世界にアピールするクルエラを演じるうえで欠かせないものだったそう。

また

「こういうタイプの映画では衣装が演者のためにとても多くの仕事をしてくれる
「衣装に身を包めば “クルエラ” になれる」

とも話しており、今作で衣装がどれほど重要な役割を果たしたのかが伺えます

【クルエラの衣装だけでなんと47種類】

魅力的な衣装を作り上げたのは、コスチューム・デザイナーのジェニー・ビーヴァンさん。

ジェニーさんいわく、クルエラだけで47種類(!!)もの衣装を作り上げたらしく、クリエイティビティに脱帽……!

また、クルエラの衣装には黒・白・グレー・赤を多く取り入れているのですが、同じ黒でも全く印象が異なるので、見ていてワクワクが止まりませんっ。

【デザイナーは『マッドマックス』の衣装も手掛けた人】

ちなみに……ジェニーさんは映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞しています。

あのときの衣装も最高にクールで、「ヒャッハーーーーー!」とテンションがブチ上がりまくり!

映画の世界観を作り上げる上で欠かせない役割を果たしていましたが、今作にも通じるところがあります

ファッションが好きなら、きっと『クルエラ』の世界観も気に入るハズ!

これから作品を見る人&マッドマックスファンは素晴らしい衣装の数々にぜひご注目を。

※映画館 &ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中。
※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。

参照元:YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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