台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。
このシリーズ記事では、台湾リピーターの筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
今回は、もち米ホットドッグ「大腸包小腸(ダーチャンバオシャオチャン)」。
名前だけを見ると「えっ、大腸?小腸?なにそれ?」と思っちゃうこのグルメを、台北郊外のローカルな夜市「樂華觀光夜市(ルーフアグアングアンイエシー)」で味わってきました♪
【大腸包小腸ってどんな食べ物?】
大腸包小腸とは、ローストしたもち米のソーセージに切れ目を入れ、焼きたてのソーセージを挟んだ食べ物。見た目はホットドッグのようですが、パンではなくもち米ソーセージで挟むので、ボリューム満点なんです♪
ご紹介するのは、台北市のお隣・新北市にある「樂華觀光夜市」の人気屋台です。販売している商品「大腸包小腸」が、そのままお店の名前になっています。
お味は全部で9種類。
・懐かしの味(古早味 / グーザオウェイ)
・オリジナル(原味 / ユエンウェイ)
・台湾バジル(九層塔 / ジウツェンター)
・ニンニク(蒜味 / スアンウェイ)
・ニンニク&ザワークラウト(蒜味酸菜 / スアンウェイスアンツァイ)
・もち米ソーセージチキンツイスター(米腸包爆雞 / ミーチャンバオバオジー)
・ザワークラウト(酸菜 / スアンツァイ)
・玉ねぎ(洋蔥 / ヤンツォン)
・マスタード(芥末 / ジエモー)
具材のいくつかは日本語・韓国語・英訳が店頭に掲示されているので、参考にしてみてくださいね。
【注文が入ってから作ってくれるよ!】
私は今回、多くの方が注文しているという「ニンニク(蒜味)」を注文してみました。価格は75元(約345円)でした。
ちなみに、全種類にパクチー(香菜)が入っているので、苦手な人は「不要香菜(ブーヤオシャンツァイ)」と伝えて抜いてもらいましょう!
注文と会計を済ませると、番号が書かれた札を渡されます。できあがったら番号が呼ばれるので、商品を受け取りましょう。
注文が入ってから焼いてくれるので、アツアツですっ♡
【食べ方のコツがあります♪】
もち米ホットドッグは紙に包んで提供されるのですが、食べ方のコツがあるんです!
ホットドッグの下の方の紙の部分が少しだけクルッとねじってあるのですが、これをさらにグルグル~っとねじっていくと、
もち米ホットドッグが、にょきにょきっと少しずつ出てくるんです!
出てきたソーセージは、きれいな焼き色がついていて、おいしそう~♡
さっそくパクッといただいてみると、もち米のもちっとした食感と、パリッとジューシーでほんのり甘いソーセージが相性抜群。
これでもかというくらいニンニクがたっぷり。なんだかパワーが出てくるわ……!
パクチーの独特な味わいもよいアクセントになっていて、やみつきになるおいしさでした♪
【台北郊外の「樂華觀光夜市」】
樂華觀光夜市の最寄り駅は、台北MRT頂溪駅。
遠いんじゃない?と思われるかもしれませんが、かわいい雑貨屋さんやお土産屋さんがたくさんある人気観光スポット「永康街(ヨンカンジエ)」の最寄り駅であるMRT東門駅から2駅でアクセスできるんですよ。
観光地感あふれる永康街から、地元民で賑わうローカルな樂華觀光夜市。現地の雰囲気ムンムンのスポットを観光するのも楽しいと思いますよ♪
※日本円への換算は、2023年9月現在のものです。
■今回紹介した店舗の情報
店名:大腸包小腸
住所:新北市永和區永平路81巷3號(Googleマップ)
営業時間:17:00~23:30
定休日:なし
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch