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港町名物グルメ「うなぎフライスープ」にチャレンジ! おいしいけど注意する点もありました【#台湾夜市のおすすめ屋台グルメ】

2023年11月30日


台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。

このシリーズでは、台湾に詳しい筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。

今回は、台北郊外の夜市「基隆廟口夜市(ジーロンミャオコウイエシー)」の名物グルメ・うなぎフライスープを食べにいってきましたっ!

【どんな食べ物なの?】

うなぎフライスープこと「紅焼鰻焿」はそれぞれ、紅焼= “しょうゆ煮込み”、鰻は “うなぎ” 、焿は “とろみのあるスープ” という意味があります。

簡単にいうと、うなぎフライが入ったしょうゆベースのとろみスープのことです。

【港町ならではの名物スープ】

ご紹介するのは、港町の基隆廟口夜市にある「圳記紅焼鰻(ジェンジーホンシャオマン)」という屋台。創立1965年で支店などはなく、ここでしか食べることができません……!

屋台を囲むように置かれているテーブル席は、お客さんでいっぱい。

イートインで楽しむ場合は、お店の方に「内用(ネイヨン)」と伝えて空いている席に座りましょう。もし空いてる席がなければ並んでしばらく待ちましょうっ!

メニューはシンプルに2種類のみ。

・うなぎフライスープ(紅焼鰻焿)90元(約423円)
・ルーロウファン(魯肉飯)25元(約118円)

店頭には、うなぎフライがたくさん入ったザルが置かれていました。これをスープに入れるのね~!

【クセがなくて食べやすい!】

今回私は、スープのみを注文。大きなうなぎフライがたくさん入っていて、見た目から食べ応え満点です。

さっそくいただいてみると……うなぎフライは身がやわらかく、クセもなくて食べやすい〜!

ほんのり甘酸っぱいしょうゆベースのスープは、フライが入っているのに油っぽさは感じませんでした。全体の味わいをパクチーが引き締めてくれているのもよい感じ♪

注意したい点は、うなぎフライに骨がたくさんあること! そして、この骨はテーブルの上にそのまま置くよう注意書きがあるんです。ちょっと抵抗があるかもしれませんが、骨はテーブルにポイっと置いちゃいましょうっ。

【台北とはまた違う雰囲気を楽しむなら】

基隆廟口夜市は、台北の夜市とはまた違う港町ならではの雰囲気を感じることのできる夜市。

お店は提灯に囲まれたメイン通りを過ぎ、東の方向に曲がった「愛四路」という通りにあります。すぐ近くには「三兄弟豆花」というスイーツ店があるので、このお店を目印に探してみてくださいね。

なんとも珍しい、うなぎフライスープ。基隆廟口夜市に行ったらぜひ味わってみてほしいです♪

※日本円への換算は、2023年11月現在のものです。

■今回紹介した店舗の情報

店名:圳記紅焼鰻
住所:基隆市仁愛區愛四路32號(Googleマップ)
営業時間:16:00~23:00(土日は15:30から)
定休日:なし

撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch

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