台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。
このシリーズでは、台湾に詳しい筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
今回ご紹介するのは、豚レバースープこと「豬肝湯(ジューガンタン)」。
レバーを茹でるだなんて未知……と躊躇しちゃうかもしれませんが、「寧夏夜市(ニンシアイエシー)」の名物屋台がそんなイメージを覆してくれたので、ぜひいちど味わってみてほしい~!
【豚レバースープってどんな食べ物?】
豚レバースープこと「豬肝湯」という漢字はそれぞれ、「豬肝=豚レバー」、「湯=スープ」という意味があります。
スープの具材に豚レバーってなかなか馴染みがないですが、台湾ではよく食べられているんですよ。
【イメージを覆してくれた名物屋台はココだ!】
訪れたのは、台北「寧夏夜市」にある創業1950年の老舗屋台「豬肝榮仔(ジューガンロンズ)」です。
今ではもう三代目で、ミシュランガイド「ビブグルマン」にも選出されていて、Googleマップでも星4.2と高評価なんですよ!(※2024年1月現在)
所狭しと屋台がずらりと並んでいる通りにお店はあります。
テイクアウトの場合は直接声をかけてその場で注文し、イートインの場合はお店の裏側にできている列に並びましょう。席が空いたらお店の方が順番に席に案内してくれますよ。
私は平日夜に訪れ、15分ほど並んで席に着くことができました。
メニューは全部で6種類。
・豚レバースープ(豬肝湯)65元(約302円)
・豚ガツスープ(豬肚湯)75元(約349円)
・豚肉スープ(肉羹湯)60元(約279円)
・豚レバーとガツ入りスープ(豬肝豬肚綜合湯)75元(約349円)
・特製チマキ(肉粽)60元(約279円)
・台湾ねぎさといももち(台灣香蔥芋頭糕)55元(約256円)
代表的なメニューには、日本語訳と写真がありますよ♪
私は、創業当時から提供され続けているという豚レバースープを注文しました。
【気になるレバースープのお味は?】
それではさっそく、いただきますっ。
スープはしっかりと塩気がありつつ、野菜からとられた出汁の甘さも感じます。
そして、これ本当に豚レバースープ?と思うくらい、臭みがなくて飲みやすい~!
豚レバーは厚めにカットされたものがたくさん入っていて、ぷりっとやわらかくジューシーです。豚の赤身肉も入っていて、食べ応えのあるスープでした♪
【騙されたと思って食べてみて!】
台北の都心にある寧夏夜市は、平日夜でも現地の人や観光客でいっぱい。
行列に並ぶのはちょっぴり大変ですが、日本ではなかなか楽しめない豚レバースープ、ぜひ挑戦してみてほしいですっ♪
※日本円への換算は、2024年1月現在のものです。
■今回紹介した店舗の情報
店名:豬肝榮仔(Facebook)
住所:台北市大同區寧夏路010攤位(Googleマップ)
営業時間:18:30~23:00
定休日:月曜日
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch