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「ディズニー映画を鑑賞する時の、最初のキラキラしたディズニーピクチャーのロゴを見るとテンション上がってくる!」という人は結構いても、そのロゴがどんな風だったか、映画が終わったときまで覚えている人は少ないのではないでしょうか。

「本編とは関係ないからいいじゃん」なんて言っている人、チェックが甘〜い!! どうやらロゴには、映画を製作したアニメーター達の心意気が思いっきり反映されているようなのです。

本日YouTubeからご紹介するのは、歴代のディズニー映画のロゴの数々。1985年から2014年までのロゴの変遷には、驚きがいっぱい隠されていました。

【ロゴにシンデレラ城が登場するのは1980年から】

従来「Walt Disney Presents」と書かれたカード形式の表示のみが映し出されていたロゴがシンデレラ城のマークに変わったのは1980年の作品「コルドロン」から。

紺色の背景、水色の簡略化されたシンデレラ城、Walt Disney Picturesの文字、そして最後に虹がかかります。

【1995年からはロゴにバリエーションが】

このシンプルなロゴが10年続いた後、1995年の「トイ・ストーリー」からは映画ごとに趣向を凝らしたロゴが登場することに。シンデレラ城が立体的でより豪華になり、虹がキラキラ光るのが新鮮でした。

2000年の「ダイナソー」ではシンデレラ城が暗闇で怪しくオレンジ色に光り、2001年の「アトランティス 失われた帝国」では、シンデレラ城は恐怖の古城の様に。

そして、シンデレラ城のバックで花火が上がるロゴが登場したのは2002年の「シンデレラII」。従来のシンプルなシンデレラ城が美しいお城に変わってストーリーが始まりました。

【2006年からはCGを採用】

2006年の「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズ・チェスト」からは、いよいよコンピュータを使ったグラフィック画像が登場。背景もシンデレラ城も全てが美しい夢の国のようなロゴになりました。

また、2008年の「ベッドタイム・ストーリー」ではロゴ全体が立体絵本の1ページになっていたり、2011年の「プロム」ではシンデレラ城が思い出の写真の1枚になっていたりと、CGならではの演出がみられるように。

【2011年から文字表記がDisneyだけに】

2011年からは、今までDisney Picturesと表記されていた文字がDisneyだけとなりますが、現在に至るまで作品ごとに趣向を凝らしたロゴが続いています。ちなみに1980年以前の作品を観るとシンデレラ城のロゴが使われている時がありますが、それは当時からあるロゴではなく、後からその時点のロゴを挿入した物なのだそう。

記憶に残りにくい最初のロゴにまで情熱を注ぎ込むディズニーのアニメーター達の仕事はまさに感動級ともいえるでしょう。ディズニー映画を見るときには、ぜひこのロゴにも注目してみて下さいね。

参照元=YouTube
執筆=南野バンビ (c)Pouch

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