【第17回 クールビューティーな「睾丸女子」で目指せ、勝ち組女子!】

私たち女性が、四六時中恋愛のことばかり考えているかと思ったら大間違いで、日々の仕事で頭を悩ますこともあれば、10年後・20年後の自分はどうなっているだろうか、と人生について考えることもあります。

そんな、恋だけでなく、仕事にも人生にも一生懸命な女性にとって、「格言」や「ことわざ」などが心の支えになることってありますよね。ポジティブ系では、「大器晩成」や「会うは別れの始め」など。ちょっと捻ったところでは、「棚から牡丹餅」「毒を食らわば皿まで」といったところでしょうか。

そういった、昔ながらの「格言」や「ことわざ」もさることながら、同じ現代を生きる誰かの名言に心打たれることもあります。私が、インターネットで見つけた名言に「人生とは陰茎のようなものだ」という言葉があるのですが、この真意は「普段はブラブラしていても、ここぞ! という時だけシャキーンとすればいい」という深い意味があるとのことでした。

この名言にヒントを得て、これからの時代は肉食系女子や草食系女子などではなく、新たに「睾丸女子」が注目されるのではないかと予想しています。睾丸は、陰茎と同じく、普段はブラブラしていますよね。しかし、中には精子……つまり、未来へ向けての夢や希望がいっぱい詰まっています。

そう、睾丸女子とは、パッと見は遊び人系でブラブラしているように見えても、中身は将来への展望をしっかりと持った、働きウーマンのことなのです。例えるなら、ギャル系ファッションのショップ店員さんなどが、それにあたりますね。外見的には派手で、遊び人のように見えるかもしれませんが、売り上げアップなどに関しては一生懸命努力しています。まさに、睾丸女子の鏡といえるでしょう。

睾丸女子の、その他の特徴としては、「常に涼しげである」ということです。ご存知の通り、睾丸は温めてはいけないといいますよね。だからといって、睾丸女子が「冷たい人間」なのかというと、決してそうではありません。クールでカッコイイ女性である、と捉えましょう。

パッと見、ブラブラしていても、その中身は、未来へ向けての夢や希望がいっぱい詰まっている、クールビューティーな「睾丸女子」、今後どんどん増えていくことを願います。

(恋愛コラムニスト=菊池 美佳子)