映画『羊たちの沈黙』に登場するハンニバル・レクター博士の壮年期をマッツ・ミケルセンが演じたアメリカのテレビドラマ『ハンニバル』。
天才精神科医にして猟奇殺人鬼、さらには「究極の美食家」という一面も持つレクター博士ですが、このたび同ドラマを担当したフードスタイリストが考案したレシピ本が発売になりました!
レクター博士の晩さん会にお呼ばれしたかのような気分を味わえる戦慄の料理の数々、皆さんもぜひともご堪能あれ……!!
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【背筋も凍る料理がずらり!】
『ハンニバル・レクター博士の優雅なお料理教室』は、世界的に有名なフードスタイリストのジャニス・プーンがドラマ『ハンニバル』に出てくる美食の数々を再現したレシピ集。
なんたってレクター博士といえば殺害した人間の臓器を好んで食べるというカニバリズムの持ち主だけに、この本にも “最高の食材”を使ったメニューがずらりと登場します。
中でも目を引くのが「ベジタリアン・パンプキン・ラザニア・アル・デントゥーレス[入れ歯つき]」。
本来であればおいしそうなラザニアのはずなんですが、写真を見ると歯をむき出しにした人の顔に見えるのはなぜ……(泣)レシピ名に「入れ歯つき」なんて出てくるの、後にも先にもこの料理だけじゃないでしょうか。
「ザクロのシェーブルチーズボール」もなかなか衝撃的なビジュアル。ザクロの濃厚な赤色とブツブツした感じがアレにしか見えない! 美しいけど口にするのはなぜかためらってしまいそう。
ほかにも、アペタイザーには「心臓のタルタルのタルト」や「仔羊の睾丸のフライ」「骨髄のロースト」、メインディッシュには「肺とテンダーロインのワインソース」や「メビウスの輪になった魚入りアスピック」、スープ、サラダ、再度ディッシュには「冷製トマト・コンソメ 血漿仕立て」「カリフラワーの脳のロースト」など血の気も凍るレシピの数々が並んでいます。
レシピはわかりやすく丁寧に書かれているそうですが、仮に料理が苦手であっても大丈夫。各レシピには関係者の逸話やアートワーク、そして「ハンニバル」撮影現場でのスターの舞台裏写真なども掲載されており、ドラマファンの誰もが楽しめそうです♪
【ドラマの世界を料理でも】
『ハンニバル・レクター博士の優雅なお料理教室』は税込み3630円。全国の書店ほか、Amazonや楽天ブックスなどで販売中です。
テレビドラマ『ハンニバル』の耽美で背徳的な世界をぜひ実際にお料理でも楽しんでみてはいかが?
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