サントリー食品インターナショナル(株)と、オレンジーナ社が共同開発した新フレーバーのドリンク『レモンジーナ』。店頭では大人気で、品薄状態というニュースが報じられる人気商品ですが、ツイッターの一部のユーザーからは、なんと「土の味がする」と言われているようなのです。
「レモンジーナの土味普通にうまいな」
「家に噂のレモンジーナあったので飲んでみた、土の味分かる;;でもけっこう好きな味だった」
「レモンジーナが、土から掘り出したばかりのレモンの味と聞いてしまったぼくは」
「レモンジーナが土の味と聞いて興味しかない」
「レモンジーナって疲れてたら土の味がするとかナントカ言ってなかったっけ」
「疲労度によって味変わるらしい」
土を味わったことがないので良く分からないのですが……気になるので確かめてみたいと思います!
【さっそく飲んでみます】
土の味への期待をこめてゴクリ……
あら……意外にも、さっぱりしたレモン味が美味しいじゃないの!
フルーティな『オレンジーナ』シリーズの新作ゆえに、甘過ぎないさっぱりした飲み心地です。
裏面を見ると、グレープフルーツとオレンジ、レモンピールエキスが入っているようです。数種類のかんきつ類をミックスすることで、ジューシーな甘味が深まり、さらにレモンピールのエキスによって香りも深くなり、皮の部分のホロ苦さが味のポイントになっています。
フルーティで、キツすぎない微炭酸だから、ゴクゴク飲めちゃいますね。プハー、美味しい! 半分くらいイッキに飲んでしまいました……あれ、土はどうした!? 私には土の味は感じられませんでした。
【 疲労している人は、土の味に感じる!? 】
さらに調べてみたところ、レモンにはクエン酸という苦すっぱい成分が含まれていて、これに反応するのは疲労している人、という書き込みを発見。さらには、「常温で飲んだほうが土っぽい」という意見も。
飲む側のコンディションを変え(つまり疲れた状態にして)、ドリンクを常温にすることで、リアルな土の味わいが期待できるのでは? というわけで仕事などをして、ひとしきり疲れてからもう一度飲んでみることにしました。
【冷やさずに、疲労度もMAXで飲んでみた! 】
フハー、今日もよく働きました。1日が終わり、記者の疲労度は最大級に達したところ。
レモンジーナは机の上で待機していたため、室温に戻った状態になっております。
さあ、これならどうかしら?
【土の味、カモン! 】
ワクワクしながら飲んでみますが……やっぱりレモン味! 常温のため、甘みが濃く感じられます。疲れたカラダに染み渡るレモン味が心地よいです。土の味……しないッ!
どうした、私の舌よ。土が感じられないだけでなく「後味がカブトムシ味」と書かれていたことも感じられないのです。なんて残念な味覚なのだ!
【人は土から離れては生きて行けない】
記者が「レモンジーナ」から土の香りをみじんも感じられないのは、大都会で日々忙しく暮らしているうちに、土の香りを忘れてしまったからではないでしょうか? 土から離れて暮らすことで、本来持っているはずの生命力や、野生の勘までも鈍ってしまっているとしたら、本当に恐ろしいことです。
手遅れにならないうちに、大事なことを気づかせてもらいました。ありがとう! レモンジーナ!!
参照元:レモンジーナ 公式サイト
執筆=はちやまみどり ©Pouch
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