エスプレッソマシンが一般にも普及し、自宅で気軽に美味しいエスプレッソやコーヒーを楽しめるようになった昨今。そんな流れの中、「日本人ならお茶でしょ!」とばかりに新商品を発表したのが、あの『シャープ』です。
同社が開発したのは、なんとお茶専用エスプレッソマシン、その名も『ヘルシオお茶プレッソ』!
日本の伝統文化「茶道」で使われる道具をお手本に、1台で「挽く・沸かす・点てる(たてる)」をこなす優れモノ。その上茶葉の栄養成分をそのまま、ダイレクトに味わうことができるなど、利点が盛りだくさんなの!
一見、よくあるエスプレッソマシンにそっくりの、『ヘルシオお茶プレッソ』。
向かって右側にある「お茶うす」で茶葉を挽き、なめらかな粉末状に。その後左側上部にある水タンクで湯を沸かすのですが、このときしっかりと、カルキ成分を取り除くことも忘れません。その後丁寧にお茶を点て、出来上がった香り高い極上の1杯。それをいただくことを想像しただけで……ああ、高まるぅ!
出来るメニューはベーシックな緑茶やほうじ茶、抹茶風緑茶のほか、緑茶ラテにチャイ風ラテなど、実に豊富。同じ「茶葉」である紅茶や中国茶を淹れても、もちろんOK。細かくした茶葉はお料理にも使えるので、この点も便利、レパートリーが広がりそう。
また茶葉をそのまま粉末にするため、摂取できる栄養成分は、急須で入れた場合と比べて雲泥の差。とりわけ抗酸化・抗菌作用に優れ、血糖抑制作用もある「カテキン」にいたっては、なんと1.9倍も多く摂り入れることができるんですって!
画期的な同品の発表に、同社ツイッターには以下のような声が寄せられています。
「さすがシャープさん……目の付け所が、シャープだね」
「良くも悪くも日本っぽい」
「こりゃ良いわー」
「うちの店(フランス)で使いたい……」
「欧州は緑茶が密かに人気がでてるから中上流層に売れそう」
「なんでヘルシオでお茶!?……と思ったら、ブランディング戦略を変えていたのですね」
そうそう、たしかに「ヘルシオなのにどうしてお茶プレッソ?」って思いますよね~。なんでも「ヘルシオ」、元々は同社が開発したウォーターオーブンの名称でしたが、2012年「ヘルシオ炊飯器」を開発したのをきっかけに、キッチン家電のブランド名称へと変更していたみたいなの。勉強不足なので知らなかったわ……。
ブラック系・ホワイト系の2カラーがラインナップされた『ヘルシオお茶プレッソ』の気になるお値段は、オープン価格とのことで詳細は不明。手に入れやすい価格帯であるならば私もちょっと、いやかなり、欲しいです、ハイ。
参考元:シャープ 、シャープ公式ツイッター
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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