28日朝の番組「スッキリ!!」(日テレ)に、満を持じしてレディー・ガガさんが生出演! 彼女の特技や思想、ベスト・ファッションについて教えてくれました。

まずは気になる、本日のガガ・ファッション。ブラックとホワイトを基調にした日本の若手デザイナーによる斬新な衣装と、彼女が以前から愛用しているノリタカ タテハナの個性派ハイヒールを履いて登場! ヘアースタイルは、左右に扇状のお団子を作り、目の周りを黒く丸く塗っています。

もうわかりましたか? イメージは、そう、パンダなのだそうです。カワイイです。

いくつかの質問の中で、意外にも彼女はお料理が得意だということがわかりました。特に、パスタが得意で友人にも作ってあげるのだとか。ソースも、フレッシュトマトから作るそうですよ! ちなみにご友人からは、ひょうきんな人と思われているのだとか。ガガさんとお友達になれたら毎日が充実しすぎて忙しそう!

さらに、ベスト・ファッションは? などの質問では、番組スタッフが用意した写真パネルを見ながら、今は亡きアレキサンダー・マックイーンの真っ赤なドレスや、女王のようなドレスを真っ先に指差しました。どちらも、強いインスピレーションを感じます。

次いで彼女が着眼したのは、彼女が好きなキャラクター・キティちゃんの手作り衣装。キティちゃんのぬいぐるみがモリモリと繋ぎ合わされたドレスです。

ほかには、アルマーニの流れるような幾重もの白のラインが美しい衣装や、頭にロブスター(フィリップ・ トレイシー)を付け、半透明のシリコンドレス(レイチェル・バレット)を着たもの、ほかにも、リスチャン・ラクロワの黒いベールに包まれた衣装などが思い出深いようです。

これらの衣装、いったい誰が考えるの? という質問では、ガガさん自身が提案するものや、デザイナーと相談して作るもの、デザイナーが着て欲しいと送ってくるものがあるのだそうです。ということは、デザイン画を送ったらガガさんの目にとまって採用される可能性があるかも?

ちなみに、あの世界中で話題沸騰となった肉ドレスについては……。

「アメリカでは同性愛者に対して差別があり、その平等をうたったもの。平等こそが、我が国が一番輸出するものであるべきだ」とガガさん。さらに、「自分はパフォーマンスアーティストでもないし、ミュージシャンであることと半分でありたい。線引きはあいまいにしたい」とのことです。

最後に、なぜ日本をそんなに愛してくれているのですか? という質問。

「日本が私を理解してくれてる、東京は、(自分が)ニューヨーク出身なので居心地が良い。日本のファンが私にインスピレーションをくれるので、いつも楽しみにしてきている」と話、続けて、「自分が世界に多少なりとも影響を与える立場に立ったと思ったときは、すぐに行動に移すことが大切だと思っている」とのこと。彼女の思想、見習いたいものです。

会場には、ハローキティの三代目デザイナー山口裕子さんも登場。前日徹夜で作ったという、ガガさんが来日当日に着ていた全身ミドリのファッションを模した、ミドリのガガ・キティをプレゼントしました。しかも、プードル付き! 「こんなインスピレーションをくれるんですから、日本に来ないわけにいかない」と、シークレット・プレゼントに本人も大感激でした。

彼女の個性派ファッションは、日本にもすっかり浸透しつつあるようです。彼女の活躍、ますます見逃せませんね。

(文=ricaco)