先週に引き続き、職探しをテーマに英語の小ネタをご紹介です。
よく言われる話ですが、欧米では職場がコロコロ変わるのは当たりまえで、より良い条件を求めて転職を繰り返しします。今日は転職するときに必要なコトバです。
◯Job hunting(じょぶ はんてぃんぐ)
就活のことです。見てお分かりのように職はhunt(狩る)ものなんですねー。
◯resume / CV (れじゅーめ/しーぶい)
履歴書のことです。CVは主にヨーロッパで使われる言い方で、curriculum vitae(なぜかラテン語)の略です。日本と違ってこの履歴書がものすごーく、大事です。日本だと顔写真貼って何年に◯◯大学卒で△△社に入社とか、あたりまえのことを書くだけですが、欧米ではもう、「いかに自分は優秀で華やかな経歴を持っているか。というお見合い写真のようなものです。どんな会社でどんなプロジェクトに参加してどんな功績を残したのかまで書きます。大抵、みんな大げさに書きますね。そのまんま正直に書いてたら雇ってもらえないですもん(笑)
◯Cover letter(かばーれたー)
志望動機をcover letterという表紙に、超、超、情熱的に書きます。「もう、私の素晴しい能力を発揮できるのは御社しかありません。私が入れば必ず、すぐに即戦力となれますよ」的な事を書くんですよ。謙遜のケの字もないです。日本人がちょっと苦手とするところですね。
ともかく、本屋さんにも履歴書の書き方マニュアルみたいなのは沢山あって、いろいろと例文もついてたりします。
◯Interview(いんたびゅー)
別に有名人になるわけではなく、面接のことです。いかに自分は優秀で魅力的な人物か、をアピールするんですね。それから、働くにあたっての年俸や休暇など条件を交渉する場でもあります。
◯ Contract (こんとらくと)
見事、職を得た場合の労使契約のことです。年俸から福利厚生、就業規則、そしてもし労使関係で裁判沙汰になった時、どこの裁判所でカタをつけるかまでびっしり載っています。これにサインをしてめでたく社員となるんですねー。
という事で、今日はあちらの就活まわりの英語をご紹介してみました。これに引き続き、来週は「マジで会社と揉めた場合の英会話」です。なんと私の個人的な体験に基づきますッ(笑)
(文&英語&イラスト:Maiko Kissaka)
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