アメリカ抽象絵画の巨匠、バーネット・ニューマンの作品が4380万ドル(約44億円)で落札されました。その作品が予想外のシンプルさだとインターネットユーザーの注目を集めています。
とんでもない大金で落札された作品、なのに超絶シンプルというギャップに驚きを隠せない人が多いみたい。
話題になっているのは、バーネット・ニューマンの1953年の作品「Onement Vi」。世界最古の美術品オークションハウス・サザビーズで、これまでで最高額の4380万ドルで落札されました。
どんな作品かというと、縦約2m55cm×横約3mのキャンバスは、一面が真っ青。そして、中央に白い線が1本入っています。た、確かに、限りなくシンプル……。
このニュースに対して、Twitterユーザーらは次のようにコメントしています。
「この絵が……44億円……」
「なんか頭がクラクラしてくるね」
「あー分かるわーこりゃ44億するわー」
「ゲージュツはほんとに理解不能だわ」
「芸術はわからんな」
「芸術って難しいな」
「芸術マジ分からん」
「かけそう」
この作品は、「Onment(ワンメント)」というシリーズのひとつ。縦の白い線は「Zip(ジップ)」と呼ばれるもので、バーネット・ニューマン独特のスタイルだそう。平面のキャンバスながら左右に開かれているドアのようにも見え、究極的には「芸術とは何か」を問いかけているといいます。どんなものに心を打たれるか、人それぞれですからね♪
(文=夢野うさぎ)
参照元:bloomberg.com
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