バレンタインが近づき、世間はチョコレート情報であふれんばかり。見た目、話題性、味の評判……と選択基準が多すぎて、「一体どれを選べばいいのやらっ!?」と途方に暮れてしまいますね。
そんなときは、チョコ好きで有名な前フランス大統領、サルコジさんに聞いてみましょ! いえ、直接きいても答えてくれるわけじゃないんですけどね、奥様にプレゼントしたチョコというのがあるらしいんですよ! サルコジ氏の奥様と言えば、元スーパーモデルで歌手のカーラ・ブルーニさん。愛しの彼女に贈ったチョコレートであれば、サルコジ氏のイチ押しであること、間違いなし!!
早速取り寄せて食べてみたところ、ほんとだ、おいし~! でも、そのあまりの美味しさに、ある疑念を抱いてしまったのであります……
その疑念についてお話する前に、まずは表題のチョコレートをご紹介しましょう。
【ヴェストリ社のチョコレート】
イタリアのトスカーナ地方に本店を置く、ヴェストリ社のチョコレートです。同社は、設立から30年と、100年以上の歴史を持つ老舗がざらにいるヨーロッパでは若い会社ではありますが、とっても研究熱心。カカオは自家栽培するほどにこだわり、新しいフレーバーの開発にも余念がありません。
【6種のプラリネチョコの詰め合わせ】
トスカーナ地方の空の色にちなんだスカイブルーの箱を開けると、カカオのい~い香りがする! 記者が購入したのは、6種のプラリネチョコの詰め合わせですが、どれも個性的で、1日で全種制覇したくなります。というか、しちゃった! 当初、分けてあげようと思っていた家族に隠れてこっそりと……
【サクッ! 歯ごたえにはまる!】
仕方ないんです。だって、ウェハースをダークチョコレートでコーティングしたのをひと口食べると、サクッ! 歯応えにはまり、さらにサクサク感が楽しめそうなライスパフ入りのチョコに手が伸びます。同じ理由でナッツを砕いたのが入っているのにも。それでもって、「さっきダークチョコレート美味しかったな~」と思い出し、ホワイト、ミルクチョコレートと3層になっているのが気になってくる。で、食べる……という感じで食べ終わらないんですよぇ。
こうして空になった箱を見つめていたら、例の疑惑が頭をもたげてきたわけです。「サルコジさん、奥さんにあげないで、自分で食べたんじゃ」と。
だって、サルコジ氏のチョコホリックぶりったら、すごいのですよ。それはもう引くレベル! その事実は国中に知られていて、ジョギング中に倒れたときは、お見舞いに方々から4000個ものチョコレートが届けられたほど。そもそも倒れたのも、奥様に「チョコレートの食べ過ぎ!」と厳しい食事制限を命じられたからという噂もあるのです。
こんな人がこの魅力的なチョコを前に我慢できるわけがない。うん、あのおっさん(失礼)、全種類食べたくなって、ひとりで食べたな。間違いないわ!
参考元:VESTRI
(文=大井たま)
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