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想像してください。意中の男性から「今日、僕の家に来ない?」と言われ「きたキタきたキタきたキターーー!!!!」とテンションMAXになり、相手のプライベート空間への入り口=玄関の扉が開かれた瞬間……目の前に腐海の森が現れたとしたら……?

きっと、100年の恋も冷めるはず。このパターンは、男女を逆にしても同じでしょう。

記者(私)の部屋も腐海の森、つまり見事な汚部屋なので、気になる異性を家に招くことができず……。この状況を、何とかしたい!!!!

ということで、著書『一生リバウンドしない! 奇跡の3日片づけ』(講談社刊)が大ヒットし、現在講演会やテレビ番組などにひっぱりだこな片付けアドバイザー・石阪京子先生に「どうしたら部屋がキレイになるのか」についておうかがいしてきました!

【記者のお部屋に片づけのプロも驚愕】

アポイントをとり、講談社さんまで出向いた記者。石阪先生は超多忙にもかかわらず快く取材を引き受けてくれたのでした。

先に申しあげておきますが、先生は大阪にお住まいのため、当日はバリバリの関西弁。文字にすると関東圏の方には少し怖いイメージを与えるかもしれませんが、実際にはとても柔らかい語り口。石阪先生は辣腕コーチだけど、怒ったり怖かったりする人ではないのです。

それに、なんと!

記者が以前こちらの記事で全世界に発信した我が汚部屋の画像も見てくださったとのこと!


石阪先生(以下、先生)「こんな、書類やら何やら色々と散乱しているところでメイクすんの? この中で時間をかけてメイクをしてもキレイになられへんやろー」

心をいきなり平手打ちされた記者。

「フランフラン(みたいな内装の部屋)、好きじゃない?」とたずねられ「もちろん大好きです!」と答えたところ―――

先生「フランフラン(みたいな内装の部屋)に、こんなに書類や生活感があるものがいっぱいあったらそれだけで素敵やないで。あと、この部屋、実はけっこう広いやろ? でも、めっちゃ狭く見えるよ。まず、シマヅ(記者)さんはゴミを捨ててください!」

根本的なところへの愛あるダメだしを食らった記者。自分が悪いのですが、チクショウ! という気分です。

【将来の自分はクローゼットの中にいる】


先生片づけをする際、一番のネック『これはいつか必要になるかもしれないから!』などの理由で、物を手放せないことです。

なんで『使うかもしれない物』を棚に置いとくん。使いますか? 使いましたか? 小物なら物置とかに入れといてもいいけど、デカいスペースが必要なものは捨ててください!

『いつか必要になる』と思いとっておいたものが『必要になる日』は来ません!

た、確かにその通りかもしれない……。

先生「タイツなどの消耗品は持つ枚数を決めるといいですよ。どうせボロボロになってシーズンごとに変えるものだし。

ひとり暮らしであれば、パジャマなんて1枚あればよくないですか? 毎日お洗濯していたら1枚で足ります。『えー最低2枚はいるでしょー?』と言う人(*1)は、もれなく常にパジャマ(*2)。で、パジャマで外出する(*3)。 ダメ!!!! 『美』を放棄しているのと同じです! 『美』は普段の行いからにじみ出るものよ!

10年後に『老けたおばさん』になるか『キレイなマダム』になるかは、クローゼットの中にかかっているんです!」

(*1)記者のこと
(*2)記者のこと
(*3)記者のこと

【どんな風に暮らしたいかがボヤーっとしている部屋はもれなく汚部屋】


記者に「好きな男ができたとして、彼を呼ぶとき、この部屋見せられる?」と問う先生。
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もちろん無理なわけですが、異性にはありのままの私を受け入れてほしいという気持ちもあるので、少し考えてから「はい! このままでいいんです!!」とお返事。

そうしたら、「じゃあ、結婚相手として理想の男性は?」と新たに質問されたので、「阿部寛さんみたいな濃い顔で、かつ常に刺激を与えてくれて、何だかいろいろこじらせている、年収500万円以上の男性です!」と答えたところ――

先生「この部屋に、その理想の男性が来ると思っているんですか? 来ませんよ!!!!」

一喝された記者。

先生「理想の結婚をしたいのだったら、理想の彼を家に呼んでも引かれない、さらにいうと『お嫁さんにしたい』と思わせる部屋にしなきゃ! シマヅさんの部屋は、何年後かに結婚したいと思っている人の部屋やないよ!

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ごもっともです……!

【奇跡の3日片づけの手順】


「片づけっていうのは、”マインドを変える”こと。『この部屋でこういう生活をして将来はこうなりたい!』というふうに自分の気持ちを変えれば、片づけたはずの部屋がまた汚部屋に戻る=リバウンドすることは一生ありません」とおっしゃる先生。

では、3日間でどこをどう掃除したらいいのでしょう? 「とりあえずは机の周りを……」と言ったところ、すかさず!

先生「まずな、みんなやりがちやけど、いきなりリビングだけ片づけるのは絶対あかん。確実にリバウンドするよ

えええ! じゃあどうすれば!

先生まず1日目、バックヤード(押入れとか収納棚)を片付けます。なぜかというと、そこには忘れている物、これ要らんやろーって物がいっぱい入っているからいちばん片づけやすいんです。で、なにより”モノを捨てる練習”になるんですよ。この工程なしで他をどれだけ片づけても、元にもどるからね。

2日目は、水回り。メイクの試供品とか、旅行に行くときのために取っておいても、使用期限が切れているものを使って肌荒れしたらどうする? そんな物のために水回りが汚くなっているとしたら、もったいないやろ! 潔く捨てましょう!

で、最後の3日目に玄関とかリビングを片付けます。絶対、最後ですよ。ここは、自分ではなくお客様目線で整えるのがコツですね。スマホとかで写真を撮って画像を見ると、自分の部屋を客観的に見ることができるのでおススメですよ」

【まとめ】

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「家」は、自分自身を深めるためにある空間であって、要は自分の考えや目的を達成させられるような部屋であればいい。

震える記者の肩を抱きながら、そうおっしゃってくれた石阪先生。先生のアドバイスに従い、脱・汚部屋を目指します! ……いつの日か……!!!!

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※6月1日の朝、テレビ番組「あさチャン」(TBS系)に石阪先生が出演。「キッチンの片づけ」を指導されるとのことです。この記事で石阪先生のことが気になった方、ぜひご覧になってください! そしてそのあと、もういちどこの記事を読んでみてね!

■参考
石阪京子先生のブログ
一生リバウンドしない! 奇跡の3日片づけ

取材、執筆=シマヅ/撮影=友人 (c)Pouch