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毎日、仕事をしているワケですが、「何のために働いているのか」とか「働く目的って何だろう」とか、改めて考えてみるとよく分からなくなるのです。働き始めたころはどんな風に思っていたのか……う~ん、忘れちゃったなァ。

電通総研は、週に3日以上働いている18~29歳の男女3000名を対象に「若者 × 働く」調査を実施

その結果を30~49歳の男女2400名のデータと比較し、若者の現在の働き方や働くことに対する意識などを明らかにしました。

【働く上での不満は? 働く目的は?】

「働く上での不満」について質問したところ、「給料やボーナスが低い」(50.4%)、「有給休暇が取りづらい」(23.8%)、「仕事がマンネリ化している」(17.6%)が上位に挙がりました。

続いて、「働く目的」について聞いたところ、「安定した収入のため」(69.3%)、「趣味や遊びに使うお金を稼ぐため」(36.5%)、「将来(就労期間中)の生活資金のため」(30.5%)が上位に挙がりました。

【働くのは当たり前? それとも……】

次に、「働くことへの意識」について調査したところ、約4割が「働くのは当たり前だと思う」と答えた一方で、「できれば働きたくない」との回答も約3割に上りました。

また、会社や仕事の選び方は「できるだけ安定した会社で働きたい」(37.1%)という意識が強い反面、「ひとつの企業でずっと働いていたいと思う」と答えた人は17.3%でした。

【「企業社員」と「モーレツ社員」】

最後に、働き方に関連した言葉について知っているかどうか質問。

すると「企業戦士」の認知率は、40~49歳が53.6%であるのに対し18~29歳は31.2%。「モーレツ社員」は、40~49歳が54.4%であるのに対し18~29歳は21.7%でした。

ちなみに、これらの言葉は、「高度成長期に企業のために粉骨砕身で働くサラリーマン」を表現しているそうです。「おう、モーレツ社員だねぇ~!」なんて若者に言っちゃったら……だいたいの年齢がバレちゃいますネ♪

参照元:電通総研
画像:ぱくたそ
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch