シンガポール在住の建築家でデザイナーのサイモン・シュトラウス(Simon Strauss)さんが手がけたのは、切り紙を使った幻想的なライト「キルマ(KIRUMA)」。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にプロジェクトを立ち上げ、2017年8月29日まで支援を募っていますが、目標額をすでに達成している人気の作品です。
「キルマ」とは、日本語の「切る」とエスペラント語で光という意味を持つ「LUMA」を掛け合わせた名前で、非常に神秘的な感じがしますが、見た目もとっても幻想的。
飛び出す絵本のような仕上がりになっていて、明かりを灯すと、お城が宙にふわりと浮いているように見えるんですよ……!
【3つのパーツから成り立っています】
テーブルなどに置いて楽しむもよし、また壁に直接貼り付けるもよし。好みに応じて飾ることができる「キルマ」のテーマは「空に浮かぶ城」。
バックライト付きのアクリルフレームボックスに切り紙部分を収納するような構造となっていて、切り紙部分は縦横それぞれ20cm。フレームボックスにもレーザーカットで美しい切り込みが入れられており、その奥行きは12cmとなっています。
【いつまででも見てられるわ~】
もっとも印象的なのはやはり、切り紙ならではな繊細な美しさ。サイモンさんは「折り紙や切り紙の建築物のような複雑さにいつも魅了されてきた」と海外サイト「Bored Panda」にコメントしています。
魅了されてきたと語るだけに、その出来栄えは見事なもの。ファンタジックな光景に、時間も忘れて見惚れてしまいます。
【「切り紙部分だけ」購入することも◎】
「キルマ」の支援コースは実にユニーク。切り紙部分のみ、切り紙部分とアクリルフレームボックスのみ、バックライト込みの全セットと、いろいろなパターンが用意されています。ちなみに切り紙部分のみのコースは、およそ2350円です。
また実物は無理だけど支援したい!という人には、ライトをつけた状態と消した状態、両方の高画質デジタルフォトをゲットできる約160円のコースもあるので、さっそくチェックしてみてください♪
参照元:Kickstarter、Bored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼気の遠くなるような作業を経たからこそ、出会える美
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