皆さんは、ナイジェリアのラゴスにマココと呼ばれるスラム街があるのをご存知でしょうか。記者は恥ずかしながら知りませんでしたが、10万人以上もの人々が暮らす、”水の上の” 巨大スラムです。
知るきっかけとなったのは、『Architizer』という海外の建築系サイトで見かけた写真。水の上に浮かぶ沢山のカラフルな三角屋根たちは、まるで素敵なリゾートの完成予想図のよう。でもその写真の裏には、異国が抱える出口のない問題があったのです。
今回は、遠いアフリカの街のスラム問題と、その解決に希望を託すある建築家のアイデアをご紹介します。