2013-02-06 1.33.48
1月にノミネート作品が発表され、本国アメリカで盛り上がりを見せている第85回アカデミー賞。日本では、作品賞や監督賞などのビック・タイトルばかりが話題になりがちですが、他にも沢山の部門があるのをご存知でしょうか?

例えば、短編アニメーション部門。今回は、全5本のノミネート作品の中でもひときわ話題になっている、ディズニーの『ペーパーマン』という作品をご紹介いたします。

舞台は1950年代のニューヨーク。駅で偶然出会った会社勤めの若い男女を運命が結びつける様子を描いた、ディズニーらしいシンプルなラブストーリーです。タイトルのとおり ”ペーパー” すなわち紙が、2人を結ぶ運命の象徴としてロマンチックに使われています

モノクロで台詞のないクラシックな作風に加え、独特の絵の柔らかさがとっても魅力的。その秘密はCGをベースに手描きを加える手法なのだそう。ビビッドなCG作品も観ていて楽しいけれど、こちらもホッとして良いですよね。

もともと本作は、昨年本国で公開された話題作『シュガー・ラッシュ』(ディズニー)と同時上映されていたそうです。アカデミー賞発表を2月末に控えた現在、6分ほどの全編がYouTube上で公開中! バレンタイン・シーズンにもぴったりなディズニーの粋な計らいかしら? この機会にぜひご覧下さい。

(文=黒澤くの)
参照元:shortoftheweek.com(http://goo.gl/GqfO9

▼”Paperman” 動画はこちら

他の短編アニメ部門ノミネート作品も素敵です。
▼”Fresh Guacamore” (全編)

▼”Adam and Dog” (予告編)

▼”Head over Heels”(予告編)

▼”The Simpsons – The Longest Daycare”(予告編)