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暖かくなってきましたね! そろそろ、土日のお昼は公園でランチ、なんていうのが気持ちよさそう。

おそとランチの定番といえば、やっぱりサンドイッチですね。せっかくの休日なんだし、ちょっとでもいいモノをいただきたいところ。でも手間をかけるのは、いやだなあ……

そんなときにぴったりの、「見た目と味は超ゴージャス」だけど「作る手間はほとんどナシ」な、ハイクラス・サンドイッチのレシピをサイト「Women’s Health」から紹介します。カリフォルニア・キュイジーヌのような、日本離れしたセンスが目にも舌にもうれしい7種類のサンド、ぜひ作ってみてください! 

ヘルシーだけど軽くアメリカン♪『チキンとアボカド』&手作りコールスロー

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パンにマスタードを塗る。スライスしたアボカド、トマト、赤たまねぎと、ゆでた鶏むね肉をパンにはさむ。
コールスロー:キャベツと赤キャベツの千切りにレーズンを混ぜ、マヨネーズやヨーグルトなどで和える。

たったこれだけ! ボリュームもあって野菜もたっぷり、大満足の1品です! ちなみに、オリジナルのレシピではターキー(七面鳥)を使っています。

■ 個性ある素材をカレー風味でまとめる『チキンサラダ&レーズンと松の実入り』サンド

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ゆでた鶏肉(ささみや胸など)を手でさいておく。レーズン・松の実・細かく切ったリンゴと混ぜる。混ぜた具材を、マヨネーズ、ヨーグルト、はちみつ、マスタードとカレー粉を合わせたドレッシングで和える。パンにサニーレタスを敷いて、具材をはさむ。

サニーレタスをはさむことで、色鮮やかに仕上がります。手に入るなら、レーズンのかわりに「クランベリー」、ヨーグルトではなく「サワークリーム」、を使うとより本格的に!!

■ 栄養も彩りも最高クラス! みんな大好き『グリル野菜』のサンド

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マヨネーズにバジル、すりおろしたニンニク、レモン汁を合わせてソースを作る。玉ねぎやパプリカ、ズッキーニなどお好みの野菜を輪切りにし、オリーブオイルを絡めてグリルする。焼きあがったら塩コショウし、マヨネーズソースを塗ったパンに野菜を重ねてはさむ。

シンプルだけど美味しそう! グリルしたお野菜って美味しいよね……もしグリルが大変であれば、フライパンで焼いてもOK。黄色や赤のパプリカを上手に使って、彩りよく仕上げるのがポイントです。

■ ニューヨークの「スシ」のような和洋折衷!『ワサビ&サーモン』サンド

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鮭を焼いて身をほぐし、マヨネーズ、わさびを和える。トーストしたパンに、鮭の身、スライスオニオン、輪切りにしたパプリカ、スライスした生姜のピクルス、ルッコラをはさむ。

スライスした生姜のピクルスとは、要するにガリのことですよね。鮭にわさびにガリ、和の食材もシャレオツなサンドイッチに変身しちゃうんだなぁ~!

■ 数ランク上の見栄えと美味しさ!! なのに簡単『ペストチキン&ローストパプリカ』

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広げたトルティーヤにジェノバ・ペーストを塗っておく。ゆでた鶏肉に塩コショウをし、その上に焼いた赤パプリカとモッツァレラチーズをのせてオーブンで加熱する(チーズがとけるまで)。頃合いをみて取り出し、レタスをのせて、用意しておいたトルティーヤで巻く。

こちらはちょっと変わり種。トルティーヤを使った、ラップタイプのサンドイッチです。でも言ってしまえば、トルティーヤさえあればスグに作れちゃいます! ちなみに「ペストチキン」の「ペスト」とは、イタリアンの「ジェノベーゼ」に使われるバジルソース「ジェノバ・ペースト」のこと。最近では少し大きめのスーパーに行けば手に入ります。もし作るのであれば:

生のバジル・にんにく・松の実・オリーブオイルをミキサーにかける。使うときに粉チーズを加えてよくまぜる。

■ 日本離れした感覚がどこかNYっぽい『チキンとクランベリーのホットサンド』

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チーズ、ゆでた鶏むね肉、クランベリーソースをパンにはさみ、これをオリーブオイルをひいたテフロン加工などのフライパンでじっくり4分焼く。一度フライパンから取り出し、もう一度オリーブオイルをひいて、反対の面を3分焼く。

「ローストターキーにクランベリーソース」といえば、英語圏の人々にとってはサンクスギビングデーの定番料理。そんな背景もあって現地感あふれるテイストですが、実のところは具材をはさんだパンを焼くだけのお手軽調理です。ここでは、ターキーを鶏むね肉にに置き換えて日本でも作れるようにしてみました。またクランベリーも日本ではなかなか入手が難しいものですが、ラズベリージャムやプラムソースなどで代用できそう。

■ 甘い系のハイクラスサンドも! 『ピーナッツバターとベリーのホットサンド』

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ラズベリージャムに生のラズベリーをあわせ、フォークでつぶしながら混ぜる。パンにピーナッツバターをたっぷり塗り、その上にラズベリージャムを塗って、サンドする。フライパンに入れ、中弱火で7分両面をじっくり焼く。

生のラズベリーはこれまた日本ではちょっと入手しづらいので、難しいならブルーベリーやいちごで代用するといいでしょう。また、これはもともとはピーナッツバターではなくアーモンドバターを使っていたレシピ。アーモンドバターを見つけたらチャレンジしてみて!

それにしても、「ピーナッツバターとベリーって、なんちゅう組み合わせじゃい!」と思ってしまったのは記者だけでしょうか? 実はPB&J=ピーナッツバターとジェリー(ジャム)といえば、アメリカの人々にとっては鉄板中の鉄板とも言うべきサンドイッチの組み合わせなのだそう。どの家庭にも「我が家のPB&J」があるんですって。日本人にとっての、おにぎりにおける海苔と梅干し、みたいなものでしょうか。

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いかがだったでしょうか? 作ってみたく&食べてきたくなりません? 定番のタマゴやシーチキン、カツサンドも素敵だけれど、たまにはこんな、日本人の発想では生れないようなサンドイッチを楽しんでみてはいかがでしょう? ピクニックなら、友人たちにスゴい顔で見られること間違いナシですよ!

参考元:Women’s Health
執筆=森本マリ (c) Pouch