名古屋発祥の居酒屋「赤から」名物の辛~いお鍋をおうちで楽しめる「赤から鍋スープ」シリーズ

1番、3番、5番、15番とある中で、先日いちばん辛い15番をレビューした私に、このようなお話が舞い込んできました。

「現在、『赤から鍋』史上最凶に辛い30番のクラウドファンディングをおこなっているんですが、ひと足お先に試してみませんか?」

と……。ええっと、15番でも「辛さの限界に挑戦」ってうたってたはずなんですが……それが30!?!? もはや辛さのインフレ状態ィィィ!!!!

鍋スープの開発元のイチビキ株式会社より、まだ世に出回っていない「赤から鍋スープ」30番のサンプル品を送っていただいたので、激辛フードをこよなく愛する私がレビューしたいと思います!

【1滴だけでも感じる最凶の激辛感】

届いたのは何のデザインも施されていないパッケージに、手書きで「赤から30番 試食サンプル」と書かれた品。

作り込まれてるよりも逆に試作感が漂ってて、ガチな感じがする……ゴクリ。

袋をよく振ってから、中のスープをお鍋に投入。

正直、見た目の赤さは15番とそんなに変わりないような。

しかし、ほんの少し舌に乗せてみたところ……その衝撃たるや。ほんの一滴でも鼻やのどにまで唐辛子の刺激が広がり、むせ返るほど。

「これは本気でヤバいかもしれない……」とざわざわとした胸騒ぎを覚えた私。格闘マンガの主人公が自分より強いヤツを見つけたときに抱く感情って、こういう感じなのかもしれません。


続いて、お鍋に具材を入れて火を通します。今回は豚バラ肉、長ネギ、しいたけ、豆腐、油あげ、ニラ、そして海鮮鍋にしてもおいしいということで、牡蠣も入れてみました!

【激辛好きに異変が起きるほどの辛さとは】

それではいただきます!

ドキドキしながらひとくち食べると……「赤から鍋スープ」や「赤から鍋スティック」の大きな特徴だった「甘さ」が消えてるーーーッ!!!

味噌のコクや濃厚さはしっかり感じられるものの、まったりとした甘さが30番ではすっかり息をひそめています。

そのぶん、辛さ1本に全集中してきた様子。その潔さにイチビキの本気度をひしひしと感じるよぉぉ……!!

そして、ここで異変が。

「あー、これは15番の比にならないぐらい激辛だわー」なんて夫に話しながら食べていたところ……(この時点ではまだ余裕あり)。

数分後には声が出ない状況に。あまりの刺激に、口の中や胃が熱いというよりもはや痛い! 辛さの衝撃が大きすぎて「辛い」という声すら出せないのです。

これまで激辛料理を食べても、辛い辛いと言いながらも冷静にその辛さをチェックするだけの余裕はあった私。その私が……辛さに我を取り乱して、身もだえている……!!

「シメはやっぱラーメンかな!」なんて即席めんまで準備していたんですが、その出番は来ず。最初によそった具材を食べるので精一杯でした……。

激辛あるあるですが、生卵につけて食べると辛さが若干マイルドになって食べやすかったです!

【クラウドファンディングで先行販売中!】

これまで数々の激辛料理にトライし、辛さに対する耐性や慣れがあると思っていた私ですら、言葉を失い冷や汗をドバドバかくほどの辛さ。

これにはショックを受けるとともに、まだまだ未知の激辛との出会いがあることに気づかされました。激辛道ってホント奥が深い……!

「赤から鍋スープ」30番のクラウドファンディングは、Makuakeにて2020年12月20日の午後6時まで。「定番3番と赤から30番セット」(税込2000円)などの応援購入が可能です。

危険すぎる辛さのため小売店での販売は未定ですが、 まずはここでしか手に入らないので、激辛好きな皆さんはぜひお試しあれ!

ただし、想像のはるか上を行く辛さのため、辛さに慣れている人であってもくれぐれもご注意くださいね。

激辛度 ★★★★★+(これまでを超えるレベル)
濃厚度 ★★★★★
本気度 ★★★★★

参照元:Makuakeイチビキ赤から
執筆:激辛ハンターやよい(鷺ノ宮やよい) (c)Pouch