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今回ご紹介するのは、下北沢にある「バブーシュカ」という喫茶店

扉を開けて一歩中に入ると、そこはまさにオトメの空間。年代を感じさせる木製家具にあたたかみのある白熱球の光。中原淳一のイラストや吉屋信子の少女小説に出てくる女学生がここにいてもおかしくないような、そんな昭和初期あたりの雰囲気をかもし出しているお店なのです。

このバブーシュカ、オープンしたのは昨年の8月。なのに昔からもうずっとこの場所で続いているかのような不思議な居心地のよさを感じるのはなぜ!?

実はここは以前、「木曜館」(曜は「日」に「玉」が正しい)という知る人ぞ知るアンティーク雑貨店だった場所。内装や雑貨は木曜館から引き継いだものも多いそうで、懐古“調”なわけではなく本物の古きよきものたちが置かれているというわけ。

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店内には所せましとばかりにたくさんの雑貨たちが。絵画やぬいぐるみ、アクセサリー、ポストカードなどなど、店長のつるちよさんが好きな作家さんの作品をジャンルのこだわりなく置いているのだそう。どれも味わい深いものばかりで、ひとつひとつじっくりと丁寧に見たくなっちゃいます。ほとんどが売り物なので、気に入ったものは購入することも可能。

さて、このお店、お料理もお世辞抜きでおいしい。スタッフの金田さんいわく、カレーライスは「店長渾身の作」とのこと。油と水は使っておらず、水分はほとんどがトマトや玉ねぎから出たものというヘルシーな逸品。やわらかく煮こまれたチキンがゴロゴロと入っているのがなんとも贅沢。スパイシーながらやさしい味わいで、食が進まないこれからの暑い時期にこそオススメしたいです!
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そしてそして。おやつメニューも充実! お店にうかがった日の「本日のケーキ」はなんと6種類もありました。その中から一番人気という「純粋ハネーケーキ」を注文。これがまたかわいいのなんのって!! パウンドケーキの上に流れ星型のクッキーが乗せられてるのを見て胸がキュン、テンション上がります! しっとりとした甘いケーキに身も心も癒やされて、カレーも食べたのにペロリ、完食ですよ!
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このところ、あまりの多忙さに血中オッサン度が濃くなっていた記者でしたが、久しぶりに心が洗われた思いです。かわいらしい雑貨を見たり、本を読んだり、ただぼーっと物思いにふけったり……きっとお気に入りの隠れ家になるオトメのための喫茶店です。

参照元:Twitter@babooshkatka
取材・撮影・執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼バブーシュカ店内。いかがですか、このアンティークな雰囲気!

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▼所狭しと飾られた雑貨たちに乙女ゴコロをくすぐられるーっ!

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▼カレーライスはサラダ付きで900円。この他、ナポリタン(800円)も名物メニュー

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▼チキンたっぷり! 野菜のうまみが溶け込んだスパイシーなルーも絶品

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▼ハチミツの甘さに心もとろける「純粋ハネーケーキ」(600円)

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▼ケーキの上に乗ってる星がかわいくてもうっ……!!

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▼メニューのイラストや書体も味があって素敵

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▼喫茶店には欠かせない!? 来店したオトメたちが自由に書き込めるノート

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▼この日のケーキは6種類。どれもおいしそうで選ぶのがむずかしい~っ!

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▼お店外観。下北沢駅南口から徒歩5分。ピュア通り沿いにありますよ

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▼おまけ。店内にはいろいろな動物が。どのコもキュートで連れ帰りたくなります

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