子供が生まれたら、どんな名前をつけようか。きっと誰しも1度は、こんなことを考えたことがあるのではないかと思います。一時期は “キラキラネーム” と呼ばれる名前ももてはやされましたが、現在はどんな名前に人気が集まっているのでしょう?

ウェブサイト「赤ちゃん名づけ」が発表した「2017年上半期 赤ちゃん名づけトレンド」トップ10を、参考までに見てみることにしました。ちなみにこのランキング、アクセス数が多かったな名前で、実際に名付けられたものではないのでご注意を。

【1位は「心桜」でした!(読めるかな?)】

それではさっそくまいりますよ~。とっても気になるトップ10は……こちら☆

1位 「心桜」(こころ、こはる、みお等)
2位 「紬」(つむぎ)
3位 「颯」(かける、そう、さや等)
4位 「凛空」(りく、りんく、りすか等)
5位 「陽翔」(はると、ひなた、ひかる等)
6位 「瑛」(あきら、よう、ひかる等)
7位 「心陽」(ここや、みはる、このは等)
8位 「柊希」(しゅうき)
9位 「咲花」(えみか、ここな、はるか等)
10位 「碧」(あおい、しおん、ひかる等)

さてみなさん、いかがでしょうか。わたしがこの結果を見て最初に抱いた感想は、「漢字そのものは美しいけれど……するっと読めない!」といったもの。読もうと思えば読める、だけどどれが正解なのかわからない、とでも言いましょうか。だって読み方が多様すぎるんだもん!

【「あくあまりん」ってなに!?!?!?】

なおわたしがもっとも驚いた名前は、10位の「碧」です。

パッと見ただけでは至ってフツーだし、「あおい」「みどり」といった名前の読みも、ほかと比べて比較的わかりやすい。そんな「碧」になぜ驚いたのかというと、先に挙げた読み方以外の読み方が、かなり珍しかったから。

「ああす」「あくあまりん」「まりん」、「あずる」。これらはすべて「碧」の読み方で、そのほかには「あお」や「ひかる」といった読みもある模様。

「あお」や「みどり」は訓読みだから読めるけど、「あくあまりん」ってどういうことなの……!!! 読み方のバリエーションがありすぎて、小学校の入学式で名前を読み上げる先生の苦労を、想像してしまったのでありました。

参照元:赤ちゃん名づけ
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ(c)Pouch