いよいよ夏本番。毎日、外を歩いていると本当に暑いです。そんな時ふと食べたくなるのがやはり「冷たいスイーツ」。暑い日に食べるアイスなんてもうおいしくてたまりませんね。
さて今回、大阪から冷たいスイーツをご紹介。大阪で若者たちが集う街・アメリカ村、この中心にある三角広場の前にアイスを使った「名物グルメ」があるんです。
若者たちに人気のその名物グルメが「アイスドッグ」(1個300円)。なんと揚げたてあつあつのホットドッグにソフトクリームがはさんであります。最近似たような商品がチラホラ見かけることはありますがアイスドッグに関してはこのお店が「元祖」です(※商標登録済み)
異色ともいえるこのコラボ、まずは食べてみました。ほんのり温かいパンにひんやり冷たいソフトクリームとの相性は「抜群」。しかも意外と胃にもたれないアッサリ感で、もう1個2個と食べられそうな感じです。しかもココアやきなこ、シナモンなどのトッピングも無料ででき、中のソフトクリームはチョコレート味や抹茶味にも変更できるのでいろいろな味が楽しめます。
さて、このアイスドッグを発案したのは、普段はこの店を1人で切り盛りする店長の荒井栄子さん。もともと「夫と2人で30年以上この場所で理髪店を経営してきました。でもこのあたりがどんどん若者の街に変わっていったので理髪店をたたんでソフトクリーム店としてリニューアルしたんです」とのこと。
でも、ソフトクリームが最も売れないのがやはり寒い冬の時期。「冬でも食べられるソフトクリームを使った商品がないかな、と考えてアツアツのホットドッグにソフトクリームをはさんで売ってみました」というのがアイスドッグの誕生秘話。そしてデビュー以来、口コミでどんどん広がって大ブレイクしたわけです。
いまやアメリカ村に来る若者たちだけでなく、グルメ好きな主婦たち、数多くの芸能人やミュージシャン、さらに外国人までわざわざ買いに来るほどの人気店。実際、休日に行くと「アイスドッグくださーい」と立ち寄る若者から中高年まで列をなしていました。店内にはイートインコーナーもあり、座って食べられるのもいいところ。これまでコブクロやEXILE、吉本芸人ら、数多くの芸能人も訪れたそうで、確かに飽きないこのアイスドッグの味、リピーターが多いのもうなずけます。
夏でも冬でも食べられる大阪発の新しい名物グルメ、ぜひとも一度味わってみてください。
【お店のデータ】
店名: 元祖アイスドッグ
住所: 大阪市中央区西心斎橋1-7-11(アメリカ村三角公園前)
電話: 06-6281-8089
営業時間: 11:00~21:00
定休日: 不定休
交通アクセス: 大阪市営地下鉄心斎橋駅徒歩5分
※価格は税込です
Written by Aki Shikama
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