夏が到来しカツオが美味しい時期となり、スーパーなどでもカツオの刺身がたくさん並ぶようになってきています。

ポン酢をたっぷりかけてしょうがやにんにくで食べる『カツオのたたき』、美味しいですよね。でも、本場高知ではカツオのたたきをもっと美味しい食べ方で味わっているのをご存知でしょうか?

それは『カツオの塩たたき』。焼きたてのカツオを氷水につけず温かいまま塩とにんにくで食べる絶品料理ですが、今回はカツオの刺身を使い家庭で塩たたきをカンタンに作る方法をお教えしましょう。

<カツオの塩たたきの作り方>
■材料
カツオの刺身 1柵
塩 適量
薬味 にんにく しょうが 大葉など

1.バットに塩を振っておきます

2.カツオをかなり強く熱したフライパンで表面を焼きます。焦げた風味を付けたい場合は若干長く焼いてください。

3.焼いたカツオを切り、1に乗せて更に塩を振ります。

4.皿に盛り薬味を添えて完成。

温かいまま食べるカツオは、柔らかいレアのステーキのような味わいに。もちろんニンニクとの相性も抜群です。

でも、これを食べてしまうと土佐料理店で食べる、絶品の藁焼きのカツオの塩たたきが食べたくなってしまうのが玉にキズ。

家庭で作る値段の倍以上してしまうので、なかなか足を運ぶことができませんが、もし作ってみて美味しく感じて頂けたら、ぜひ土佐料理店で本物のカツオの塩たたきも食べてみてくださいね。

(写真、文=江田島平子

▼鯛を使って調味料にオリーブオイル、薬味にバジルを使えば洋風の塩たたきもできます

▼粗塩とブラックペッパーでも美味しい