アメリカファッション協議会(CFDA)から最多の受賞歴を誇り、1997年から「ルイ・ヴィトン」のアーティスティック・ディレクターも務める一流中の一流デザイナー、マーク・ジェイコブス。
そのマーク・ジェイコブスが1993年に立ち上げたシグニチャーブランド「マーク ジェイコブス」の作品展が、4月2日(火)から14日(日)まで、東京・青山で開催されています。
展示される作品は、「マーク ジェイコブス」のランウェイショーで登場したショーピースの中から厳選されたもの。作品を間近で鑑賞できるチャンスと聞いて、さっそく行ってみました!
今回の作品展では、ドレス21点とバッグ7点を展示。かっちりしたジャケットから、テロンとした着心地のよさそうなワンピースまで、いろいろなマーク ジェイコブスの「顔」を見ることができます。
記者が注目をして見たのは、作品ごとのディテール。ランウェイで美しいモデルが洋服を着て歩いている様子を、雑誌やテレビなどで見たことがある人は多いかもしれません。でも、雑誌やテレビでは、例えばチュールにどのように花の刺繍がつけられているのか、レースのワンピースはどんなレースを使われているかを細かく見ることはできません。
一方、今回の展示では、間近に作品を見ることができるので、「マーク ジェイコブス」の作品を細部まで堪能することができるのです。重ねられたレースの具合、刺繍の形など、細部まで本当に美しいこと! 溜め息が出てしまうほどです。
会場入り口近くには著名人を起用したキャンペーンの写真が並んでいます。ここに、ヴィクトリア・ベッカムが「マーク ジェイコブス」の大きな手提げ袋に入って撮影した写真があるのですが、今回の作品展ではヴィクトリア・ベッカムの写真と同じシチュエーションで写真撮影をしてもらえちゃいます。
写真は特別なフォトフレーム付きで自分のメールアドレスに送ってもらうことが可能。ちょっと自慢ができる写真になりそうです。
会場にはマーク・ジェイコブス自身がメッセージを語る動画も。彼が何を考えて作品を作っているのかがわかり、非常に興味深かったので、行かれる方はぜひチェックしてみて!
夜11時までと遅くまで開いているし、併設されたカフェでランウェイショーの様子を移した動画を見ながらランチや晩ご飯も食べることもできちゃうのがうれしいところ。世界屈指のファッションデザイナー、マーク・ジェイコブスの世界を、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?
■作品展情報
MARC JACOBS ICONIC SHOWPIECES EXHIBITION
期間/2013年4月2日(火)~14日(日)
時間/11:00~23:00
場所/IDOL(アイドル)
東京都港区南青山5-11-9 B1F
問い合わせ先:
マーク ジェイコブス カスタマーセンター
03-4335-1711
(文、取材=山川ほたる)
▼レースのワンピースを間近で見てみると……
▼細部までこだわっているのがわかります
▼遠慮なく四方八方から見て回れるのもうれしい
▼かっちりしたジャケットの胸元は……
▼こんなに繊細なんです
▼サテンのドレスをプリントをよく見ると……
▼デイジーがプリントされていたり
▼花のモチーフのあるワンピース
▼布の重なり具合と透け感がステキ
▼裏側まで見てしまいました
▼マーク・ジェイコブスの世界のなかでお茶するなんて贅沢も可能
▼ヴィクトリア・ベッカムの写真と同様のシチュエーションで撮影をしてもらえます
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