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子供のころ、「秘密基地」って作りませんでしたか? 今思えばなんともちゃちなものでしたけど、親から離れた「自分たちだけの空間!」という感覚には、心底ワクワクしたものです。

「ツリーハウス」は、そんな大人禁制、子供専用スペースのアメリカ版。映画なんかでも良く出てきますよね。そこで今回は、海外のインテリア系サイトで発見した「史上最強のツリーハウス」をご紹介。その羨まし過ぎるクオリティをご覧下さい!

テキサス州ダラスにあるこちらのツリーハウスの所有者は、スティーヴとジェリのウェイクフィールド夫妻。9年ほど前、孫たちのため自宅裏に建てたものです。

ウッドデッキ、ロフト、鐘楼まで備えた本格的な作りは、夫妻に雇われた建築家ジェームズ・カーヴァン氏の手によるもの。その広さおよそ30平米。東京の一人暮らし部屋より広いやんけ! 電気も通ってエアコン完備。はっきりいって羨ましすぎます。

とまあ、ひがむのはそのくらいにして内部を見てみましょう。落ち着いた家具が置かれたキッチンやダイニング、そして昼寝用のロフトなど、どこも本格的で居心地良さそう。しかも全部子供サイズだと思うとなんだかウキウキしてきます。

外装と内部インテリアには、夫妻が長年趣味で集めたアンティークやオモチャがふんだんに使われています。例えば、メイン・エントランスのドアは古い教会のオルガン用の扉だったりして、これがとってもカワイイ。

他にも古いベッドのフレームが窓に応用されていたり、「頭上注意」のサインをボードゲームの駒で作ったりと、遊び心が沢山。大いに楽しんで作ったのが伝わってきます。

さらに縄梯子や滑り台など、子供たちの成長にあわせて遊び機能がアップデートされていったのだとか。「いいツリーハウスを作るには、安全を考えること、子供のように考えること、そして樹を大切にする気持ちが大切です」とカーヴァン氏。

お孫さんが成長した現在は、近所の子供たちに開放しているんだそうです。素敵!

(文=黒澤くの)
参照元:houzz.com

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▼ドアは古い教会オルガンの扉

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▼裏に残るモデル名などの刻印

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▼とっても居心地良さそうな内部

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▼「頭上注意」

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