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『ぐりとぐら』といえば、キュートな2匹の野ねずみが活躍する絵本。1963年の登場から、50年を経た今でも愛され続けている作品です。

青と赤のペアルックに身を包んだ「ぐりとぐら」が、大きな卵を見つけて「かすてら」をつくるストーリーを覚えている人も多いはず。記者も子どもの頃、ワクワクしながら何度も読み返したものです。

そこで今回は、「ぐりぐらホットケーキ」を提供しているカフェをご紹介したいと思います。ネット上では、「絵本の世界そのもの」「とにかくカワイイお店」と、大好評のようす。さっそく行ってみましたよ!

記者が訪れたのは、大阪府・梅田エリアのカフェ「絵本と珈琲 ペンネンネネム green」。こちらのお店は、“座席入れ替え制” となっているため、まずは空いている席を確保して予約チケットを受け取ります。ちなみに記者は、オープン時間の少し前に到着したのですが、すでに3ターン分が満席! 人気ぶりがうかがえます。

それもそのはず、店内に一歩足を踏み入れた途端に広がる “THE メルヘンワールド”!! 所狭しと並べられた絵本やキャラクターグッズ、ソファや照明などのインテリアまで凝りに凝った内装は予想以上。これは、心が荒んだ中年女子でもテンションが上がらずにはおれませんッ!

記者が案内されたのは、「誰が言ったか幸運のジョージ席」。その名のとおり「おさるのジョージ」をモチーフにした席です。机のうえにチョコンと座るジョージを始め、壁までぐるっとジョージグッズに取り囲まれて、まさに イッツ・ア・絵本ワールド!
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さらに、木箱の錠を外してメニューを取り出すというワクワク感の演出も。つい少女の頃のピュアな気持ちがよみがえってしまいます!

さあ、いよいよ念願の「ぐりぐらホットケーキ」とご対面です! 添えられているのは、ハチミツ、バター、ホイップクリーム。ほかにも小道具として、ぐりとぐらの帽子や小石など、とにかく演出にぬかりがありません。

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気になるお味は、ひと言で表すなら「素朴」。やや軽めのフワリとした食感で、どこか懐かしさを感じる味わいに仕上がっています。シンプルさゆえに、甘いハチミツや淡白めのホイップで味の変化を楽しむのもGOOD。

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また、スイーツだけでなく食事も充実しています。なかでも、ひと口サイズのホットドッグやハンバーガー、キッシュなどを並べた「はらぺこプレート」は、ちょっとずつイロイロ食べたい派の女性にピッタリ!
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なお、店員さんによると「『ぐりとぐら』をメインにしてメニューをつくりたかった」ことが、誕生のきっかけなのだとか。ともあれ、日常に疲れた中年女子(記者)の、忘れかけていた乙女ゴコロが刺激されまくるお店でした! 少女の頃のドキドキ感を思い出したい方は、ぜひどうぞ!

■店舗情報 『ペンネンネネムgreen』
住所:大阪市北区豊崎3-6-4上野ビル3F
営業時間:11:30〜19:30
定休日:水曜定休
※掲載の情報やデータはすべて取材時(2013年11月)のものです

参考リンク:絵本と珈琲 ペンネンネネム
(写真・文=黒井まみ)
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▼看板からすでにメルヘンチックな香りが漂います
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▼カトラリーもカワイイ!
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▼店内には絵本もたくさん。「そうそう~、コレコレ!!」と、童心に返る記者
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▼「はらぺこプレート」には、追加で「ミニぐり」も付けられます
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▼とっても雰囲気のある内装に和みます
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日本, 大阪府大阪市北区豊崎3丁目6−4