夕暮れ、そして漆黒の闇の中、光輝く母なる自然。
まばゆいばかりのその光景を背負うのは、一糸まとわぬ姿の女性たち。蛍光塗料を用いて彼女たちの体に直接描かれた情景は、ブラックライトの下でよりいっそう、壮大な世界を展開します。
本日みなさんにご覧いただくのは、カリフォルニアに拠点を置き活躍するアーティスト、John Poppletonさんによって手掛けられたアート作品、「Black Light Bodyscapes」。
裸の背中に描かれた空や大地、動物たちはあたかもそこで息づいているかのようにリアル。まるで女性たちが宇宙で、彼女たちがそれらをすべて、内包しているかのようにすら感じられますよねぇ。
「女性の体の美しさと、神が作り上げたこの世界。そして世界の向こう側を結合させた作品、それが “Black Light Bodyscapes” なのです」
Poppletonさんのこの言葉どおり、女性と自然、このふたつの対象は当たり前のように、すんなりと溶け込み合う。そのことを改めて感じさせてくれる同作品。命を生み出す女性と、命というものを否が応にも感じずにはいられない大自然、この「命」というワードが、双方を見事融合させているのかもしれません。
さかのぼること4年前の2010年、眠れない夜に用いたブラックライト。それが、同作品が生まれるインスピレーションの源になったのだと語る、Poppletonさん。ファンタジックなのに迫りくるようなリアリティーをも同時に持ち合わせる、類まれなる秀作の数々を、それではたっぷりとご堪能くださいませ。
参考元:John Poppleton 、John Poppletonフェイスブック
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼美しすぎます……!
▼撮影の裏側はこんなかんじ
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