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女子のひとり旅で持て余しがちなのが、夜の時間だったりしませんか? 見知らぬ土地でひとり夜遅くまで出歩くのはちょっと……かといってじっとホテルに閉じこもってるのもつまんないし。

そこで今回は「夜のお散歩がてらにひとりでも立ち寄れるお店」を、すすきの界隈から3つご紹介したいと思います!

■「すすきの」ってどんなところ?

「すすきの」といえば、新宿歌舞伎町と並ぶ一大歓楽街のイメージがありますよね。ド派手なネオンの印象が強く、風俗店街と思い込んでしまいがちですが、意外とそれだけではないんです。朝5時まで営業しているジンギスカンの店、牡蠣や帆立の網焼きをひとつ100円から食べられるスタンドバーなど、ちょっとのぞけば女性客がわんさかいるお店があちこちに。

すぐそばには多数のおみやげ屋や飲食店の並ぶ「狸小路」というアーケード街もあって、エリア全体が飲食&アミューズメントに特化している感じ。ぶらりと歩いて回るだけでも、なんだか賑やかで元気になれる街なんですよ〜っ。

今回は、そのすすきの界隈から3店舗をチョイスしてご紹介。もちろん、ひとりで夜に立ち寄れるということをポイントに選んでみました。東京界隈にはありそうでない感じを、ぜひ札幌で楽しんでください☆

■営業時間は夕方17時〜深夜2時「侍のプリン」を食せ!

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まずはこちらのお店「侍のプリン」。”男がウマイと唸るプリン”というキャッチフレーズがついており、やや苦めのカラメルが特徴なのだとか。営業時間から見ても、お仕事帰り〜飲み会帰りの方々にターゲットを絞っていることがうかがえます。記者は平日、午後22時ごろに立ち寄ってみました。

そしたらまあ、店内えらいことになっていまして

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かなり小さな店内のささやかな立ち食いスペースに、道産子侍の皆様方がズラリ。お酒も入って程よく出来上がっておられますが、わりとド平日ですよね? ホントに男性に人気あるんだ……。写真を撮ってもいいですかとお聞きすると、ふたつ返事でOK。「え、女性向けの雑誌ですか? ウェブサイト?」「アン●ンですか?」違います、Pouch(ポーチ)です! 「いや〜ここのプリンはマジうまいっすよ!  ぜひドドンと紹介してください!」

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ショウケースには実にさまざまな種類のプリンが並んでいました。どれにしようかとさんざん迷ったのですが、選ぶ背中から侍たちにかなりの圧をかけられ、結局一番お高い「ザ・プレミアム」を購入。630円てなかなかなお値段ですよね……。

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しかしてこれがめちゃくちゃ美味しかった! ホテルに持ち帰って食べたのですが、卵の味をしっかりと感じるプリン生地と、カラメルの苦味が確かに大人テイスト。濃厚な味わいが気に入っちゃいました。これならノーマルでも間違いなくおいしいはず!

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新ラーメン横丁の真隣に居を構える「侍のプリン」。飲み会帰りの札幌男児が、ラーメンではなくプリンを食するのも頷けるお味だったのでした。夜にちょっぴり甘くておいしいモノが食べたくなったときはぜひ!

【プリン本舗 侍のプリン】
札幌市中央区南4条西3丁目 第3グリーンビル1F
営業時間 17:00〜翌2:00(日曜24:00まで) 不定休

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■遠出せずに夜景を見よう!「ノルベサ」で観覧車に乗るべさ☆

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はじめてこのビルの名前を見たとき「ダジャレか!」とひとり爆笑してしまった記者。すすきの界隈のランドマーク的な建物「nORBESA(ノルベサ)」です。ボーリング場やゲームセンターなどが入ったアミューズメントビルの最上階に、観覧車「ノリア」があります。

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最高地点で地上78mに達するこちらの観覧車、平日・日曜は23時まで、金・土・祝前日はなんと深夜3時まで営業しているという男前っぷり(受付終了は10分前まで)。料金は1名につき600円、一周10分という気軽さで、おひとり様での利用も全然アリです。

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札幌の夜景といえばもいわ山ロープウェイなどが有名ですが、市街地から少し離れていることもあり、女子ひとりではなかなか行きづらいもの。その点「ノリア」なら、街中にあるため気が向いたときにぷらっと空中散歩を楽しむことができます。かなり遠くまで見渡せて、なかなかの眺望でしたよ♪

【ノルベサ】
札幌市中央区南3条西5丁目1-1 
観覧車「ノリア」
【平日・日】 11:00~23:00
【金・土・祝前日】 11:00~翌3:00
※受付終了は10分前

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■手作りの味で、お腹も心もほっこりする「にぎりめし」

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最後にご紹介するのは、なんと24時間営業しているおにぎり屋さん「にぎりめし」。いわゆる「すすきの」と呼ばれる歓楽街エリアの南側にあります。

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驚くのはそのメニュー数の多さ。具材のバラエティが実に豊かで、どれにしようか迷ってしまうこと間違いなしです。おにぎりひとつの値段としては全体的に少々お高めですが、その場で丁寧に握ってくれるその味と、北海道ならではの食材を使っている点からも、高すぎるとは感じない納得の価格。

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おにぎりは塩にぎりか醤油にぎりかを選ぶことができるというのも、嬉しいんですよねえ。一番人気の醤油にぎりのたらこバター、絶品でした☆

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たまご焼きや豚汁など、手作りのおかずも充実していて、旅のお腹が疲れたときにほっと一息つかせてくれるお店。持ち帰り専門ではなく、イートインスペースもありますので、小腹が空いた夜だけではなく朝ごはんにもオススメです。

【にぎりめし】
札幌市中央区南6西4 すすきの市場内 24時間営業

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以上の三店舗、いかがでしたか? このまま寝ちゃうのはもったいないかなー、なんて思う札幌の夜に、ぜひ訪れてみてくださいまし!

撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch

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