この世のものとは思えない、「秩父の雲海」の写真がTwitter上で話題になっています。埼玉県秩父市で撮影されたこの写真には、濃い霧の中に浮かぶ山々や町が写されています。
緑や青、オレンジなどのライトに色付けされた風景は、まるでファンタジーの世界。ジブリ映画に登場するワンシーンだといわれても納得してしまう美しさです!
【「美の山公園」で撮られた美しい風景】
あまりにもキレイなので、撮影者であるTwitterユーザーのKazuki Satoさんに話を聞いてみることにしました。
この「秩父の雲海」の写真は、3月3日午前2時、秩父市にある「美の山公園」の展望台から撮影されたものだそうです。
前日の午後9時、秩父市に濃霧注意報が発令されたのを聞いたKazuki Satoさんは、「美の山公園」に車を走らせたそう。もちろん、「秩父の雲海」を写真におさめるためです。
Kazuki Satoさんによると、「秩父の雲海」は数分ごとにまったく表情が変わってしまうとのこと。濃い霧の中から建物が姿を現すまで、指先が痛くなるような寒さに耐えて待ち続け、ようやく撮影できた写真なのだとか。
【「長時間露光撮影」がキーワード】
それにしても、こんなにステキな写真、どうやって撮影したのでしょうか? ポイントは「長時間露光撮影」(シャッタースピードを遅くする撮影方法)のようで、「上手くいけば普段とは違った幻想的な雰囲気を作りやすく、キレイな写真を撮ることができます」と教えてくれました。
この写真について、Twitterでは「日本とは思えない絶景に感動」や「すごい幻想的ですね」、「この世の風景ではないような色合いだ……」などの声があがっています。
Kazuki Satoさんは写真撮影を趣味にしていて、休日は埼玉県の風景をメインに撮影しているとのこと。「好きこそものの上手なれ」なんてよくいうけど、趣味で撮ったとは思えない作品ですネ♪
参照元:Twitter @kaz_55oo
Photo:Kazuki Sato, used with permission
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch
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こんなんやばいやん…#秩父雲海 pic.twitter.com/g7qIQT4g8r
— ねぼ (@neevolandscape) March 3, 2017
思い出の一枚#Nikon #D5500#coregraphy#ふぉと pic.twitter.com/InNQydLdec
— ねぼ (@neevolandscape) February 22, 2017
三十槌の氷柱(2017/2/15)
秩父・槌打キャンプ場
開催期間26日まで(延長)#埼玉県 #秩父市 #Nikon#D5500 #キリトリセカイ #coregraphy #ふぉと pic.twitter.com/ziPX4DGQOV— ねぼ (@neevolandscape) February 17, 2017
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